志賀高原リゾート開発株式会社は、2020-21冬シーズンに向けて大規模な改修を実施することを発表しました。これには、約8億円の投資が投じられ、新しいゴンドラと施設の拡充が含まれています。これにより、訪れるスキーヤーや観光客の利便性が向上することが期待されています。
新たに設置される「志賀高原リゾートゴンドラ」
今回の目玉は、蓮池-ジャイアントスキー場間を結ぶ新たなゴンドラ、「志賀高原リゾートゴンドラ」の設置です。これは、志賀高原では18年ぶりの新設ライフとあり、2011年に廃止された蓮池ロープウェイの機能を復活させます。この新ゴンドラの導入により、日帰りスキーヤーの利便性が向上し、加えて蓮池・山の駅エリアから中央エリア、隣接エリアへのアクセスも強化されることが見込まれます。
ゴンドラは401mの線路延長を持ち、高低差は149m。最高速度は5m/sで、8人定員の搬器を持つ最新鋭のシステムです。これにより、わずか約2分で蓮池・山の駅からジャイアントスキー場までの移動が可能になります。
志賀高原山の駅の機能拡充
また、志賀高原の玄関口とも言える山の駅内での施設改修も重要なポイントです。新たにレンタルショップやロッカールーム、チケット売場が設けられ、利便性が向上します。志賀高原山の駅は「志賀高原リゾートセンター」と命名され、より多機能な施設となります。こちらには売店やレストランなども併設されており、訪れる人がスキーに必要な準備を一箇所で行えるようになっています。
人工降雪機の導入
加えて、近年の温暖化の影響を受け、自然降雪が遅れる傾向にあるため、志賀高原では人工降雪機も新設します。この新しい設備により、スキーシーズンの開幕が安定し、早期営業が可能となります。具体的には、標高1600mの一ノ瀬エリアに最新鋭の降雪設備が導入され、滑走距離やエリアの広さも拡充されます。
シーズンオープン日程
2020-21シーズンは、一の瀬ファミリースキー場が11月20日からオープン、高天ヶ原マンモススキー場も11月28日から開始し、ジャイアントスキー場は12月19日からとなります。天候やゲレンデ状況により変更の可能性がありますので、最新情報は公式サイトをチェックしてください。
感染症対策も万全
新型コロナウイルス感染症の影響も考慮し、厳格な感染症対策が講じられる予定です。具体的には、物理的距離を確保することや衛生管理の徹底が進められます。これにより、安心して楽しむことができる環境が整備されるでしょう。
【志賀高原リゾート開発株式会社への問い合わせ先】
電話:0269-34-2301
メール:
[email protected]
スキーシーズンの到来を前にした志賀高原の新たな展開に期待が高まります。これにより、より多くの人々がこの魅力的な場所を訪れることになるでしょう。