SHEDと脳性麻痺治療
2025-11-17 12:00:26

名古屋大学が発表したSHEDによる脳性麻痺治療の中間結果

名古屋大学によるSHEDを用いた脳性麻痺治療の進展



名古屋大学が推進する革新的な臨床研究が注目を集めています。これは小児疾患や希少疾患の新しい治療法を模索する中で、再生医療の一環として行われている試みです。特に注目されているのが、株式会社S-Quatreが開発した乳歯由来の歯髄幹細胞(SQ-SHED)を使用した脳性麻痺治療です。

SHEDと臨床研究の背景



脳性麻痺は運動機能に障害をもたらす疾患であり、従来の治療法ではそのリハビリテーションが中心となっています。従来の治療法が必ずしも奏功しない中で、SHEDによる新たなアプローチが求められています。名古屋大学が主導するこの臨床研究は、「脳性麻痺児に対する自己乳歯歯髄幹細胞単回投与の安全性、忍容性を検討する臨床試験」と称されています。

中間解析結果の発表



最近、この研究の中間解析結果が発表され、主要な成果が判明しました。この論文は2025年11月15日に公開され、投与後12週間までのデータを元にしています。これにより、SHEDの投与が安全であり、かつ忍容性が確認されたという結果が報告されています。また、運動機能の改善を示唆するデータも得られ、治療の有望な可能性が示されています。

尊重される専門家の評価



この中間解析の結果に対する専門家の評価も示されており、12月21日に開催予定の「第12回 日本小児理学療法学会 学術大会」でも、この研究の成果が紹介されることになっています。名古屋大学附属病院の総合周産期母子医療センターである佐藤義朗センター長が講演を行い、この画期的な研究の重要性が改めて認識されることでしょう。

今後の期待と展望



これまでに1例目、2例目の患児に対する安全性・有効性の最終評価が完了しており、3例目の患児についても今後52週までの評価が行われる予定です。株式会社S-Quatreは、脳性麻痺を含む難治性疾患に対して、患者とその家族のために、一日でも早く効果的な治療法を提供できるように、研究開発に引き続き取り組んでいく方針です。

まとめ



名古屋大学と株式会社S-QuatreによるSHEDを活用した脳性麻痺の治療研究は、医療界の注目を集めています。今後の研究が進む中で、新たな希望として多くの患者とその家族に救いをもたらすことを期待せずにはいられません。この革新的な成果が、臨床の現場にどう生かされるのか、改めて注目していく必要があります。


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会社情報

会社名
キッズウェル・バイオ株式会社
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東京都中央区日本橋本町三丁目8番3号日本橋ライフサイエンスビルディング3 302号
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