ワークスアプリケーションズが新しいリース会計基準に対応
株式会社ワークスアプリケーションズ(WAP)は、2024年9月13日、固定資産管理システム「HUE Asset」と「HUE Classic Assets Management」において、新しいリース会計基準に対応した機能を正式にリリースしました。この新機能は、国内のERPおよび固定資産管理システムにおいて初めての取り組みとなります。
新リース会計基準の影響
日本の企業にとって、新リース会計基準は重要なポイントとなります。2024年9月13日、企業会計基準委員会(ASBJ)が公表したこの基準により、2027年4月以降に開始される事業年度からは、従来のオフバランスで計上されていたリース契約(オペレーティングリース)が原則としてオンバランス計上されることになります。この変更により、複雑な会計処理が必要になることが予想され、経理部門に大きな負担をかける可能性があります。
新基準では、リース期間の測定や付随費用など、注目すべき要素が増加します。しかし、従来のシステムではこれらの要件を全て満たすことが難しいとされており、多くの企業が不安を抱えている状況です。
WAPの対応と新機能の特徴
WAPは、これらの課題に迅速に対応し、「HUE Asset」と「HUE Classic Assets Management」に新リース会計基準に準じた機能を追加しました。この新機能は、IFRS16号に即した会計処理が可能であり、基準の公表からわずか1か月以内というスピードでの実現となります。この対応は国内初の試みです。
新たにリリースされた機能は、リース期間の測定、前払リース料、当初直接コスト、インセンティブ等、主要な変更点に対するサポートを行っています。これにより、ユーザーは入力から自動計算、照会出力まで、幅広い機能を利用できるようになります。
セミナー開催のご案内
WAPは、新リース会計基準における日本企業の迅速な対応を支援するために、今後も情報提供と製品開発を続けるとしています。2024年10月24日(木)には、HUE Assetのデモンストレーションを交えて製品概要を紹介するセミナーをオンラインで開催します。参加は無料で、興味のある方はぜひお申し込みください。
セミナー詳細
- - 名称: 【新リース会計に最速で対応発表】 HUE Asset製品ご紹介セミナー!
- - 会期: 2024年10月24日(木)16:00 ~ 16:40
- - 会場: オンライン
- - 参加費用: 無料
- - 詳細・お申し込み: こちらをクリック
15年以上の経験で支援
ワークスアプリケーションズは、設立以来15年以上にわたり固定資産管理システムを提供しています。その豊富な経験を背景に、新リース会計基準に対する影響を評価する「影響額診断サービス」を大手企業向けに提供しています。また、初期導入費用を抑え、より容易に新基準に適応できるSaaS型システムの「HUEリース会計」を2025年春にリリース予定です。
新基準への対応を通じて、ワークスアプリケーションズは企業のDX推進に貢献し続けます。改正に関する詳細や情報収集については、特設サイトを設けていますので、ぜひご覧ください。
特設サイト
新リース会計基準の適用に向けた対応方針クイックガイド
株式会社ワークスアプリケーションズは、1996年の創業以来、日本発の業務アプリケーションとしてさまざまなソリューションを提供してきました。今後とも企業の働き方を変える革新を追求していきます。