株式会社やまや蒸留所のリキュール“やまやにゃん”シリーズが、インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション(IWSC)2025において高く評価されました。特に「ゆずにゃん」「うめにゃん」「なつにゃん」が銀賞を受賞し、「いちごにゃん」「すいぽてにゃん」も銅賞に輝き、その評価は国内外で注目されています。
やまや蒸留所は、宮崎県西都市に本社を構え、150年以上の歴史を持つ老舗の酒造メーカーです。地域の自然と水を活かして愛され続けてきたこの酒造は、焼酎の製造を中心に、時代に合わせた商品展開を行っています。その代表的な製品が、やまやにゃんシリーズです。
このリキュールシリーズは、九州産のフルーツを贅沢に使用しており、果実の個性を最大限に引き出した味わいが特長です。特に、ベースとなる焼酎は果実に応じて麦焼酎と芋焼酎が使い分けられており、フレッシュで飲みやすい仕上がりになっています。お洒落なパッケージも魅力の一つで、可愛らしいネコのデザインが施されています。これによって、癒しのひとときにぴったりのリキュールとして多くの人々に親しまれています。
受賞した各リキュールの特徴をご紹介します。まず、銀賞を受賞した「ゆずにゃん」は、宮崎県産のゆず果汁をふんだんに使用し、麦焼酎をベースにしたスッキリとした味わい。ストレートやロックで楽しむのがオススメです。
次に「うめにゃん」は、都農産の南高梅を使用した濃厚な梅のリキュールで、本格芋焼酎の原酒がベースとなっており、そのままでもソーダ割りでも愉しめます。また、「なつにゃん」は日向夏の果汁が贅沢に使われており、独特の苦味と甘酸っぱさが絶妙なバランスを生み出しています。
銅賞の「いちごにゃん」は、福岡県の自社農園で育てた完熟あまおう苺を使用。焼酎との相性が抜群で、豊かな香りを楽しむことができます。最後に「すいぽてにゃん」は、甘味料を一切使わず、宮崎県産の紫芋の甘さそのものを活かしたリキュールで、焼き芋のような風味が特徴です。これらリキュールは多様な飲み方ができ、和食やスイーツにもマッチします。
やまや蒸留所は、これまでも様々な国際的なコンペティションで数々の受賞歴を持っています。特に、自然や伝統を大切にした製造方法が評価されており、今後の展開にも期待が高まっています。商品購入はやまやの公式オンラインショップや直営店舗、さらには九州の駅や空港でも可能です。これからの季節、美味しいリキュールで心温まるひとときを過ごしてはいかがでしょうか。