髙松エステートの電子契約
2024-09-17 18:02:29

髙松エステートが全店舗に導入する電子契約システムの魅力

髙松エステートが全店舗で導入する電子契約システム



髙松エステート株式会社(以下「髙松エステート」)は、イタンジ株式会社(以下「イタンジ」)が提供する不動産関連電子契約システム「電子契約くん」を、2024年10月から大阪・名古屋拠点で導入することを発表しました。この取り組みにより、髙松エステートが管理する35,000戸以上の物件に関連する全ての店舗で、効率的かつスムーズな電子契約が可能になります。

背景



この導入は、2022年5月に施行された宅地建物取引業法改正によるものです。この改正により、賃貸借契約や売買契約における重要事項説明の非対面が実現し、書類の電子交付が可能になりました。この新しい法律に則り、髙松エステートでは賃貸業務の電子化が求められていました。

髙松エステートは、2020年からイタンジの各種システムを導入し、すでに賃貸仲介業務における内見予約や申込受付の自動化を進めてきました。今回の「電子契約くん」の導入により、契約書の郵送が不要となり、最短即日で賃貸契約を締結することが可能になるのです。

導入による変化



これにより、物件の内見予約から契約締結までの手続きが完全にオンラインで完結されるようになります。特に、2023年7月に東京で先行導入が行われたことから、大阪・名古屋拠点でも同様のサービスが享受できることになります。これにより、入居者にとっては手間を大幅に削減できることが期待されます。また、髙松エステートのスタッフにとっても、業務効率の向上が見込まれ、より多くのお客様に対応できるようになるでしょう。

『電子契約くん』の特徴



「電子契約くん」は、賃貸住宅の入退去や更新に関する契約締結をオンライで行うためのシステムです。入居者の情報と連携することで、各種契約情報の重複記入を避け、不必要な書類の郵送を省けます。これにより、契約を迅速に締結することが可能です。そして、賃貸借契約に関連する各種契約も電子的に行うことができ、ユーザーの利便性が向上しています。

また、必要書類はカスタマイズ可能で、不動産会社のニーズに合わせた形で利用できます。契約書の電子データ化は、誤入力や改ざんを防ぐ効果もあり、高いセキュリティを確保するための配慮もされています。

まとめ



髙松エステートとイタンジの提携によって、不動産業界における電子化やDX(デジタルトランスフォーメーション)が一層進展することが期待されます。利用者にとって、より安全で快適なサービスが提供されることで、不動産取引がこれまで以上にスムーズに行えるようになるでしょう。この電子契約システムの導入は、今後の不動産取引のスタンダードとなり、業界全体に変革をもたらす可能性を秘めています。


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会社情報

会社名
イタンジ株式会社
住所
東京都港区六本木3-2-1住友不動産六本木グランドタワー 42階
電話番号
03-6441-3954

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