岩国でSDGsアクション!
2022-11-11 10:00:02
海洋プラスチックごみ削減への取り組みを岩国で実施!
やまぐち海のSDGsアクションin錦川:海洋プラスチックごみ問題に取り組む
2022年8月と9月、山口県岩国市で「やまぐち海のSDGsアクションin錦川」が開催されました。このイベントは、若い世代が海洋プラスチックごみに関連する問題に目を向け、実際に行動を起こすことを目的としています。主に岩国高校の生徒達が中心となり、河川沿いのゴミ取りや水質調査、そしてその結果をSNSでの情報発信を通じて広まりました。
イベントの詳細
今回のアクションには、海洋プラスチックごみの調査が2日間にわたって実施されました。1日目は錦川下流で、参加者たちは3つのエリアに分かれ散乱ごみの調査に臨みました。それぞれのエリアでのごみの種類を記録し、どのようなゴミが多いのかを分析しました。特に目を引いたのは、河原や河岸で発見された様々なプラスチック製品です。参加者たちは、これらのごみが最終的に海に流れることを考えるとその重要性を再確認しました。
水生生物と水質の調査
さらに、参加者たちは水生生物の調査も行いました。水質検査を行い、調査の結果、錦川の水質が「きれいな水」と評価される結果に驚きました。生物の存在に関しても、きれいな水を好む種類が確認され、流域環境の大切さを再認識しました。
SNSによる情報発信
ごみ拾いの活動はSNS「ピリカ」を活用してリアルタイムで発信され、フォロワーたちがその様子を見守りました。#海のジブンゴト化というハッシュタグを通じて、散乱状況が可視化され、参加者は多くのフィードバックを得ることができました。これにより、地域住民にも自分たちの生活環境に関心を持ってもらうきっかけとなることを狙っています。
さらなるアクションへの期待
2日目には内陸部での調査が行われ、市街地や鹿野下潜水橋周辺のごみを調査しました。市街地では特に多くのプラスチック包装ごみやタバコの吸い殻が発見され、参加者たちはその多さに愕然としました。また、直接的な河川の美しさを守るためには、普段からのゴミ分別や投棄に対する意識を高める必要があることを感じました。
全体として、「やまぐち海のSDGsアクションin錦川」は参加者全員にとって学びが多い一連の体験となり、今後の地域の取り組みにも良い影響を与えることが期待されます。これからもマイクロプラスチックや海洋ごみ問題に対する関心を持ち続け、持続可能な社会を築くための行動を意識していきたいと思います。
このように、地域の実施活動は単なるゴミ拾いにとどまらず、環境への意識を高め、次世代へとつなげていく役割を果たしています。今後も様々な形での活動が行われることを期待してやみません。
会社情報
- 会社名
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山口県 廃棄物•リサイクル対策課
- 住所
- 山口県山口市滝町1-1
- 電話番号
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