不動産テックTRUSTARTが法人登記データを提供開始
TRUSTART株式会社(東京都中央区、代表取締役:大江洋治郎)は、最新技術を駆使した不動産ビッグデータプラットフォーム「R.E.DATA」の機能を強化し、法人の登記変動データを提供することを発表しました。これにより、企業の設立や役員変更、本店移転、解散などの動態をリアルタイムで把握することが可能となります。
提供の背景
日本国内の法人が私有地の約24.5%を所有しているにもかかわらず、どの企業がどこに何を持っているかの情報を網羅的に把握する手段はほとんどありませんでした。従来は法務局に直接出向いて情報を取得する必要があり、多くの金融機関や企業がこのプロセスに大きな手間をかけていました。
商業・法人登記受付帳は、法務局が企業の登記申請を受け付けた順に記録するもので、設立や役員変更の情報が時系列で記載されていますが、これらの情報は一般には公開されていないため、取得するには多くの労力が必要でした。
この状況を改善するため、TRUSTARTは全国の法務局から業務的に継続的な情報収集と解析を行い、法人の動態データを整備しました。毎月更新されるこの資料は、R.E.DATA上で検索・閲覧可能で、最新の企業動向をつかむための強力な手段となります。
ユースケース
TRUSTARTが提供する法人登記データには、さまざまな業界における具体的な活用シーンが存在します。
金融機関向け
金融機関では、増資や新規設立、本店移転の情報をトリガーとして、営業開拓を行うことが可能です。また、代表者の交代や企業の解散、廃業登記を迅速に把握することで、与信管理やリスクの低減に役立ちます。
人材会社・採用支援企業への利点
本店移転や新設法人の情報は、企業が採用を拡大する兆しとして捉えられます。成長ステージにいる企業を特定し、求人情報の提供や採用支援をタイムリーに行うことが可能になります。
不動産業界の活用法
不動産会社やデベロッパーは、法人が保有している工場や倉庫、社有地などの情報をもとに、新たな用地の仕入れや営業活動を効果的に行えます。オフィス移転ニーズを把握し、法人向け物件の営業リスト構築にも寄与します。
M&A仲介会社のニーズにも応えます
登記変動を伴う事業規模の縮小や組織再編に対し、M&Aを検討する企業を迅速に把握し、効率的なアプローチが可能です。
CEO 大江洋治郎のコメント
大江氏は「企業の経営動向と不動産情報は密接に関連しています。法人の不動産がどのように移動するかは、その経営状況を示すバロメーターとなります。今回のデータ提供により、金融や不動産業界の営業精度向上に寄与できると考えています。」と述べています。
今後の展開
TRUSTARTは、法人データと既存の不動産関連情報を統合し、より幅広い業界ニーズに応えるプラットフォームの構築を進めています。各業界のデータ活用を促進し、企業展開の一助となることを目指しています。
R.E.DATAの概要
「R.E.DATA」は、全国のリアルタイムな不動産ビッグデータを扱っており、ダイレクトアプローチの手法や日常業務の効率化を実現します。さまざまな業種が利用できる情報プラットフォームとして、多くの注目を浴びています。
会社概要
- - 代表者: 大江 洋治郎
- - 事業内容: 不動産ビッグデータ提供事業
- - 本社: 東京都中央区八丁堀2丁目14-1
- - 設立: 2020年5月
- - URL: TRUSTART公式サイト