大栄産業の快挙
2024-08-22 12:56:53

群馬県の建設業初!大栄産業がレジリエンス認証取得

大栄産業が群馬県の建設業で初のレジリエンス認証を取得



群馬県前橋市に本社を構える大栄産業株式会社が、国土強靭化に貢献する事業者として認められ、建設業としては初めて「レジリエンス認証」を取得しました。この認証は、企業の災害対応能力や事業継続性を高めるための取り組みを特定し、評価する制度です。

レジリエンス認証とは?



大栄産業が取得した「レジリエンス認証」は、内閣官房の国土強靭化推進室が定めたガイドラインに基づき、事業継続計画(BCP)や災害対応マニュアルの整備、及び実効性のある訓練の実施が評価されます。この制度の背景には、自然災害や感染症などのリスクに対し、企業が持続可能な事業運営を行うことへの社会的な期待があります。

大栄産業は、2024年7月に認証を取得し、今後の事業継続に関するさらなる改善と課題を見出すことができたとし、定期的な防災教育の実施や防災リーダー育成に力を入れる方針です。

環境配慮と防災への取り組み



このレジリエンス認証に伴い、大栄産業は自社で開発した超微粒子型光触媒を使用した仮設資材の活用に乗り出します。具体的には、現場周辺の大気汚染問題に対処するため、NOx除去と大気浄化を行いながら、施工環境の清浄化にも寄与する「EDC工法」(環境・防災配慮型工法)を商標登録し、サービスのブランド化を目指します。

この工法では、仮囲いや防音パネルに光触媒を施工し、対応することで NOxの除去や防汚効果を得られます。これにより、クリーニングの回数を減らし、水使用量の削減に貢献することができます。

社会貢献と地域への支援



さらに、大栄産業は災害発生時の迅速な対応を実現するために、危機管理室を設置し、各工事現場に防災士を配置しています。防災士はいざというときに地域の住民へ駆け込み避難所の提供も可能とするため、災害に備えた体制づくりを進めています。

また、現場事務所には太陽光パネルを利用した設備を整えており、緊急時にはスマートフォンの充電やWi-Fiの提供ができる環境を構築しています。これにより、自然災害や感染症の両面において、地域社会への貢献度を高めています。

大栄産業の企業理念



大栄産業株式会社は、2000年に創業以来、「環境・防災事業」を中心とした事業を展開し、環境保全に注力しています。群馬大学との共同研究により、超微粒子型光触媒の開発も行い、その結果得られた技術で持続可能な社会の実現に貢献することが企業の社会的責任であると定義しています。

今後も、環境経営やSDGsに取り組みながら、地域や市民への安全で快適な生活環境の提供に努めてまいります。

最後に



群馬県の建設業界での初のレジリエンス認証取得は、大栄産業にとって大きなステップです。これからの取り組みが、環境や地域社会に良い影響を与えることを期待しています。


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会社情報

会社名
大栄産業株式会社
住所
群馬県前橋市上泉町664-19
電話番号
027-289-8181

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