ZenmuTechとミントウェーブの連携による新たな挑戦
株式会社ZenmuTech(以下、ZenmuTech)と株式会社ミントウェーブ(以下、ミントウェーブ)は、2025年9月30日付で「ZENMU Virtual Drive」(以下、ZEE)に関する販売代理店契約を締結しました。この協業により、両社は企業のITシステムの改革をさらに加速することを目指しています。
秘密分散技術の利点
本契約の背景にあるZEEは、ZenmuTech独自の秘密分散技術「ZENMU-AONT」を基盤にしており、データを無意味な断片に分割して分散保存することで、PCからの情報漏洩リスクを大幅に削減することが可能です。特にゼロトラスト時代においては、クライアント保護の新たな選択肢として注目を集めており、VDI環境の脆弱性対策やセキュアなFAT端末への移行において利点を発揮します。
ミントウェーブの役割と今後の展望
ミントウェーブは、シンクライアント端末のソリューションを通じて、これまで数多くの企業のITインフラの改革に寄与してきました。新たにZEEを取り入れることにより、シンクライアントだけでなくFAT端末に対しても強固なセキュリティシステムをスムーズに導入する支援が可能になります。また、ZEE導入体制の強化を図るため、ZEE対応の技術者の早期育成にも取り組む方針です。
これにより、導入企業に対して迅速で的確な技術支援を提供する体制が構築され、ZEEの市場展開が加速することが期待されます。
社会課題解決への取り組み
ZenmuTechとミントウェーブは、セキュリティの強化だけでなく、働き方改革やゼロトラストセキュリティの実現といった社会的な要請にも応えるべく、ソリューション提供を強化していきます。両社の連携は、ITインフラの進化を促し、企業にとって不可欠な安全環境を提供するものとなるでしょう。
会社情報
ミントウェーブ
ミントウェーブは、2002年に設立され、東京都新宿区に本社を置いています。特にシンクライアント端末のソリューション提供に特化しており、ITインフラの改革を行っています。40年以上にわたり、情報通信と電力保守において挑戦を続け、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援しています。
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ZenmuTech
一方、ZenmuTechは東京都中央区に本社を置き、2014年に設立されました。秘密分散技術を用いてデータ保護ソリューションを提供しており、数多くの企業にその技術が評価されています。特に「ZENMU Virtual Drive」は、PCからの情報漏洩を防ぐための重要なツールとなっています。
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まとめ
ZenmuTechとミントウェーブの提携は、両社にとって新たなビジネスチャンスとなるだけでなく、企業におけるデータセキュリティの強化に寄与することが期待されています。これからの展開にますます注目が集まることでしょう。