SO TechnologiesとHakuhodo DY ONEが広告業界支援の新プロジェクトを開始

SO TechnologiesとHakuhodo DY ONEによる新たな連携

SO Technologies株式会社（以下、SO Tech）は、地域活性化を目指し、母体であるソウルドアウト株式会社のもとでさまざまな広告関連プロダクトを手掛けています。この度、東京本社のHakuhodo DY ONE（以下、HDY ONE）とともに、広告業界の成長を支援する新しい連携プロジェクトを発表しました。この取り組みは、広告会社向けの統合サービス「S-ONEプロジェクト」として始動します。

パートナービジネス領域の連携

今回の連携により、両社は広告運用の効率化をはじめとする課題を解決するために協力します。SO Techはこれまで500社以上の広告代理店を支援してきた実績があり、HDY ONEはデジタル領域での深い知識と経験を持つため、効果的なサービスが提供できる見込みです。この新しいプロジェクトでは、以下の3つの革新が重要な柱となっています。

1. *Speedyや獲得できる最新情報を利用した効率的なメディアプランニング
2. Smartな業務プラットフォームによるタスクの可視化
3. Strategicなコミュニケーションの統合に向けた支援

特に、広告代理店が直面するリソース不足や業務効率化の必要性を考慮し、生成AIなどの新しいテクノロジーも活用していく計画です。

広告会社の課題と「S-ONEプロジェクト」の意図

最近では広告マーケティング市場におけるデジタル領域の拡大に伴い、広告会社へのリソース不足が深刻化しています。各社は独自の付加価値を明確にし、競争力を高めることが求められています。このような背景の中で、「S-ONEプロジェクト」は広告会社の業務を効率化することを目指しています。

Speedy：AIツールによるメディアプランニングの効率化では、HDY ONEが保有する300社以上のメディアおよびソリューション情報を連携し、メディア選定からシミュレーションまですべてをスムーズに進めるように配慮しています。
Smart：進行中の案件を一元的に管理できる「パートナーダッシュボード」の導入により、従来のコミュニケーションをさらに生産的にします。これにより、運用型広告にかかわるタスクや成果を可視化し、生成AIがクリエイティブ構成案を作成します。
* Strategic：このプロジェクトは、デジタル・マス・OOHを含む戦略的な広告コミュニケーションを推進。マス広告プランニングツール「ADBUY」やデジタル・マスの統合計測が可能なソリューションを提供します。

両社の強みと今後の展望

SO Techは広告運用効率化のプロダクトを展開しつつ、500社以上の広告代理店を支援してきた実績に加え、最新テクノロジーを駆使して課題を解決しています。HDY ONEはデジタル広告における強固な基盤と多様な業種でのナレッジを持つため、両社のパートナーシップは非常に心強いものです。

今後、両社は「S-ONEプロジェクト」で開発した業務プラットフォームを基に、AIエージェントの開発・提供を目指していきます。また、広告業界全体の発展と広告会社の持続的な成長をサポートし、さらなる革新に努める方針です。