双葉町での特別な夏を祝おう!
福島県双葉町で、復興への期待を込めたイベント「ただいま おかえり 双葉の夏」が今年も開催されます。このイベントは、2011年の東日本大震災以降、地域の人々が心を一つにして復興への道を歩んできたことを振り返り、喜びを分かち合う機会となります。
LOVE FOR NIPPONの役割
このイベントを主催する一般社団法人LOVE FOR NIPPON(LFN)は、震災からの復興を支援する活動を続けており、特に毎月11日にキャンドルナイトを開催し、地域の想いを灯しています。彼らの理念は「できることは全部やる」であり、様々なイベントやキャンペーンを通じて、地域の人々とともに笑顔を取り戻す手助けをしています。
2022年の8月30日には双葉町で帰町宣言がなされ、LFNはこの瞬間を「双葉の復興元年」と捉え、毎年恒例の夏のイベントを通じて町民と交流し、復興を祝おうとしています。
イベントの見どころ
今年の「ただいま おかえり 双葉の夏」は、さまざまなアクティビティや催し物が用意されています。特に注目したいのが、クリエイティブ集団「SpaceBall Mag」とのコラボレーションで実現する特設バスケットコートです。ここでは「BBall Truck ダンク&シュートコンテスト」が開催され、参加者はバスケットボールを通じて交流を楽しむことができます。
さらに、新潟三条凧協会による復興六角凧合戦も行われます。この凧合戦は、地域の結びつきを強める重要なイベントであり、双葉町の空に舞い上がる凧は、復興の象徴として多くの参加者の心を打つことでしょう。
運動会も企画されており、町民が交流を深めるための貴重な機会です。ピンポン玉リレーや借り物競争、フォークダンスなど、年齢問わず楽しめる種目が盛り込まれています。
夜には音楽ライブが行われ、月命日に開催されるキャンドルナイトに参加するアーティストたちによる生演奏が披露されます。日が暮れるとキャンドルが灯り、参加者が復興への想いを込めたキャンドルメッセージを灯す場面は感動的なひと時となるでしょう。
アクセス情報
この特別なイベントは、福島県双葉町に位置する「東日本大震災・原子力災害伝承館」の芝生スペース・アクティビティパスで開催されます。
電車でお越しの場合
双葉駅より徒歩約25分、または要予約のシャトルバスを利用すると約5分でアクセス可能です。
車でお越しの場合
常磐自動車道常磐双葉ICから車で約12分で、伝承館の駐車場は無料で利用できます。
終わりに
「ただいま おかえり 双葉の夏」は、復興の道のりを共に歩んできた人々が集い、心を通わせる貴重な機会です。今年も多くの参加者が集まり、温かい交流が生まれることでしょう。皆さんもぜひ、この素晴らしいイベントに参加して、双葉町の夏を共に楽しみましょう!