外国籍人材を支援するジャパンキャリアが資金調達を実施！

株式会社ジャパンキャリアが新たな資金調達を発表

2024年10月23日、株式会社ジャパンキャリアは外国籍人材に特化した職業マッチングプラットフォームの開発を加速させることを目指し、プレシードラウンドにおいて総額4000万円を調達しました。この資金は、代表取締役の吉田杏佑氏が掲げる「すべての人が共生する社会を創る」というビジョンを実現するための重要なステップとなります。

調達の背景

日本においては、外国籍の人材数が年々増加していますが、依然として人手不足は深刻な問題です。リクルートワークス研究所の調査によると、2030年までに日本では419万人の外国人労働者が必要とされています。しかし、多くの企業は外国籍人材の採用に不安を感じており、実際の運用においてミスマッチが発生することもしばしばです。

このような状況に対し、ジャパンキャリアは日本国内企業と外国籍人材の橋渡しをすることを目的とした「JapanCareer」というプラットフォームを提供しています。このプラットフォームを通じて、企業はさまざまなバックグラウンドを持つ外国籍人材と出会う機会を得ることができ、また外国籍人材はそれぞれのキャリアにおいて最適な選択肢を見つける手助けを受けます。

投資家からの評価

今回の資金調達を主導したのはジェネシア・ベンチャーズで、その代表的な意見として、Principalの河野優人氏は「日本の外国人労働者数は過去最多を記録したが、さらなる増加が求められている」と指摘しています。彼は、ジャパンキャリアのビジョンには日本が外国人にとって魅力的な国であり続けるために重要な役割があるとしています。

F Venturesの代表パートナーである両角将太氏も「吉田さんの真摯な姿勢に信頼を寄せている」と述べ、企業の成長を期待しています。また、株式会社Recolleの小川嶺氏も「社会に対するインパクトが非常に大きい挑戦に共感し、全面的に応援したい」と語っています。