乳がん撲滅に向けたエスティ ローダーの取り組み
エスティ ローダー カンパニーズ(ELC)は、乳がんに対する認識を高め、乳がんのない世界の実現を目指す「乳がんキャンペーン」を30年以上も続けています。毎年10月を「乳がん月間」と定め、ピンクリボンをシンボルとして、情報発信や寄付活動を行っています。今年のテーマは「美しい絆で、乳がんのない世界へ」です。
2025年の活動内容
2025年も、エスティ ローダー カンパニーズは様々な取り組みを計画しています。特に注目されるのは、東京タワーと東京スカイツリー、京都・音羽山 清水寺のランドマークをピンク色に照らすイルミネーションや、ドローンショーの開催です。
ランドマークイルミネーション
- - 東京タワー: ピンクライトアップ - 2025年10月1日(水)18:30~24:00
- - 東京スカイツリー: 特別ピンクライティング - 2025年10月1日(水)18:30~24:00
- - 音羽山 清水寺: ピンクライトアップおよびドローンショー - 2025年10月3日(金)
・ピンクライトアップ 18:45~
・ドローンショー(2回開催) 19:00~19:15、20:45~21:00
特別イベント
また、東京では特別ゲストを迎えたトークセッションを含む「乳がんキャンペーン ビジュアルプレゼンテーション」も実施されます。表示されるパネルには、これまでの活動報告や乳がん触診モデルなどが展示されます。
限定製品の販売
さらに、アヴェダやボビイ ブラウン、クリニークなどのブランドによる限定製品の販売も行われ、収益の一部が乳がん研究に寄付されます。この取り組みは、乳がん研究基金(BCRF)や日本乳がん研究グループ(JBCRG)などの医療研究に貢献しています。
膨大な支援と歴史
エスティ ローダーの乳がんキャンペーンは、1992年にエヴリン H. ローダーの発起によってスタートしました。これまでに約1億4,400万ドル(約213億円)が乳がん研究や医療サービスに提供されてきました。その中で、1億1,400万ドル(約168億円)が米国乳がん基金を通じて活動に使われています。
日本でも、エスティ ローダー カンパニーズは国内の最も大きな乳がん研究機関であるJBCRGに寄付を続けており、特に「POSITIVE試験」と呼ばれる国際研究のおかげで多くの成果を上げています。このプロジェクトは、乳がん患者の妊娠・出産に関する新しい知見を提供し、希望をもたらしています。
日本における乳がんの現状
日本国内での乳がん問題は深刻です。女性の罹患率が高く、特に30代後半から40代の女性に多く見られます。早期発見が可能で、適切な対策を講じれば治療が可能ですが、現在の検診率はOECD加盟国の中で最低水準です。そのため、エスティ ローダー カンパニーズの活動が必要とされているのです。
セルフチェックの重要性
乳がんは、セルフチェックによって早期に発見されることが多く、実際に60%以上が自己診断を通じて見つかっています。月に一度のセルフチェックを行い、2年ごとのマンモグラフィー検診を受けることが推奨されています。
エヴリン H. ローダーの遺志
「一人の力では成し遂げることはできません。多くの方の力が必要です。」 これはエヴリン H. ローダーの遺志です。乳がん撲滅のためには、一人ひとりの意識向上が欠かせません。
今年もエスティ ローダー カンパニーズは、乳がんに関する意識を高め、一人でも多くの方々に支援を呼びかけています。私たちと共に、乳がんのない世界を目指しませんか? #TimeToEndBreastCancer