データ・アプリケーション社の新プラットフォーム「ACMS Apex V1.9_p10」
2025年3月31日、株式会社データ・アプリケーションが新しいエンタープライズ・データ連携プラットフォーム「ACMS Apex V1.9_p10」を発売することを発表しました。本プラットフォームは、既存の業務アプリケーション資産を最大限に活用し、ユーザーが容易にセキュアで可用性の高いデータ連携の環境を構築できるよう設計されています。
主要な機能の改善
最新版では、Web APIクライアントにHTTP/2をサポートし、運用画面ではトレース情報を出力可能にしました。これにより、接続設定時の作業効率が大幅に向上します。また、これまでの最大3日間の予定登録を、なんと最大2週間まで延長できるようにも改善されており、スケジュールの確認や変更がより柔軟に行えるようになります。
稼働環境のサポート
新しいACMS Apex V1.9_p10は、以下の環境をサポートしています:
- Oracle Java SE 21
- Amazon Corretto 17
- Microsoft Build of OpenJDK 17
- PostgreSQL 16
- FUJITSU Software Enterprise Postgres 16
- EDB 16 (Open source database supported by EDB)
データ受信速度の改善
大規模な分散環境においてデータ受信速度も向上しており、特にebXML MS 2.0およびebXML MS 3.0において透明性を確保しています。データ受信処理の内部インターフェースを効率化し、迅速な処理を実現しました。
スケジューラーの機能拡張
スケジューラーにおける予定情報の最大展開日数も改善され、従来の3日から最大15日間に延長されました。
DALのビジョン
データ・アプリケーション社は、ACMS Apexやデータハンドリングプラットフォーム「RACCOON」を基にしたデジタルビジネスプラットフォームを提案しています。これにより、データの所在を気にせずにシームレスな連携が可能となり、ビジネスのスピードを引き上げることを目指しています。
結論
ACMS Apex V1.9_p10は、データ連携の新時代を切り開く製品として期待されています。データ・アプリケーション社は、1992年以降、EDI(電子データ交換)を中心に高信頼性のパッケージソフトウェアを提供し続けています。今後も企業同士、データの連携を深め、成長し続けるプラットフォームを提供していくことでしょう。
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