多様な人材育成の最前線:河野が実現した外国人ドライバーの初単独乗務
株式会社河野(本社:広島県広島市、代表取締役社長:河野幹章)は、運送業界の人手不足に立ち向かうため、特定技能人材の育成に力を入れています。その一環として、尼崎営業所に所属する中国籍の任帥氏が、社内での基準を満たし、ついに単独運行を開始しました。彼の運転によって、業界における新たな希望が見えてきています。
運送業界の厳しい現状
近年、運送業界ではドライバーの高齢化や担い手不足が深刻な問題となっています。また、2024年の時間外労働規制に直面し、企業は輸送体制の維持に向けた新たな方策を求められています。こうした背景の中、河野は特定技能制度を活用し、国籍を問わず自立して業務を行える人材の育成プログラムを進めています。
任帥氏の運転に向けた準備
任帥氏は、実務研修と安全教育を経て、運行に必要な知識や技能を身につけてきました。免許取得後は、指導員が同乗し、実際の運行を通じての細かい指導が行われました。ついに2026年4月10日、昇格面接を経て初の単独運行に臨みました。初日には安全確保のため、管理職が社用車で追尾し、運行状況を確認しました。
任帥氏のコメント
任帥氏は初日を振り返り、「研修で学んだことを意識しながら運行に臨みました。単独運行に対する責任を感じながらも、一つひとつの確認を丁寧に行いました。この気持ちを忘れずに、安全を第一に努めていきます」と述べました。この発言から、自身の成長を実感し、サービスの向上に真摯に取り組む姿勢が伺えます。
社内の評価
第2事業本部の本部長は、任帥氏の初単独運行を見守りながら、安全を最優先に段階的な教育が行われてきたことを強調しました。また初日の運行を通じて、任帥氏の基本に忠実な運転が、彼の成長を証明するものだと語っています。
今後の取り組み
株式会社河野では、特定技能制度を通じて、国内外から人材を育成し続ける方針です。現在、2人目となる外国人ドライバーの採用を進めており、2026年4月下旬には中国国内での面接を予定しています。人材の確保と育成体制の強化を図るだけでなく、運転免許の切替手続きを支援する他、日常生活に関するサポートも提供します。また段階的な乗務訓練を通じ、安全に独り立ちできる環境を整えていきます。
株式会社河野について
広島県に拠点を置く株式会社河野は、食品物流をメインに事業を展開しています。冷凍・冷蔵品の温度管理が必要な物流を行い、コンビニやスーパーマーケット、外食チェーンに配送を行っています。自社の冷凍冷蔵倉庫による保管や仕分け、さらには共同配送といった多面的なサービスを提供し、地域の物流の中核を担っています。今後も、安定した物流サービスを通じて、地域社会に貢献していく所存です。