IFARS会計基準の理解を助ける新書が登場
有限責任 あずさ監査法人が、2025年3月24日に株式会社中央経済社から新しい書籍『しくみ図解 IFRS会計基準のポイント』を発行しました。この書籍は、国際的な会計基準であるIFRSの重要なポイントをわかりやすく解説し、実務において特に影響の大きい部分をピックアップしています。
書籍の目的と特徴
書籍の目的は、IFRS会計基準の理解を促進することにあります。特に日本基準との違いを明確にし、会計の実務でどのように影響を受けるのかを視覚的に学べるように工夫されています。左ページには図表が載せられており、見開きで理解が深まる内容となっています。
構成内容の詳細
本書は以下の9つの章から構成されています。
1.
IFRS会計基準の概要:基準の全般的な説明
2.
IFRS会計基準の考え方:会計基準の背後にある理論や考え方
3.
IFRS会計基準の財務諸表:各財務諸表の特徴
4.
収益認識:収益計上の考え方
5.
固定資産と減損:資産評価に関するルール
6.
リース:リース会計の新しいアプローチ
7.
金融商品と外貨換算:国際的な金融商品の取り扱い
8.
企業結合と連結財務諸表:合併に関する基準
9.
その他の重要な規定:留意すべき規則
各章は、要点を簡潔にまとめ、実務において特に重要なポイントを選りすぐっています。また、会計分野では複雑になりがちな情報を出来る限り平易に解説することに重きを置いています。
あずさ監査法人の役割
あずさ監査法人は、全国各地に7,000人以上の人員を擁し、幅広い非監査証明業務を提供しています。監査業務だけでなく、財務会計、内部統制、ESG、規制対応、IT、デジタル関連、スタートアップ関連のアドバイザリー業務にも強みを持っています。これにより、様々な業界の特有のニーズに適した高品質なサービスを展開しています。
さらに、あずさ監査法人はKPMGインターナショナルのメンバーファームとして、142の国と地域に広がるネットワークを活用し、グローバルな視点からのサポートも行っています。こうした背景により、国際的な視野が求められる企業のニーズに応えることができるのです。
まとめ
IFRS会計基準は、国際的な取引が増える現代のビジネス環境において、ますます重要な役割を果たしています。新書『しくみ図解 IFRS会計基準のポイント』は、その複雑さを解きほぐし、実務での理解を助けるための最適なガイドブックです。会計の現場で働く方々にとって、有益な一冊となることでしょう。
あずさ監査法人は今後も、会計基準の変化や新しい情報に対して、迅速に対応し、必要な知識を提供していく姿勢を貫いていくことでしょう。