ハイウェイ、資金調達
2022-07-21 10:00:16

SaaS「ハイウェイ」が1.2億円を調達し共同営業を支援

SaaS「ハイウェイ」が目指す新たなパートナー営業の形



ビジネスの成長に不可欠なパートナーシップ。特に、代理店営業においては効率的なコラボレーションが求められています。そんな中、最近資金調達を成功させたSaaS企業「ハイウェイ」についてご紹介します。

ハイウェイとは



ハイウェイは、メーカーと販売代理店が共同営業を行う際の手助けをするためのソフトウェアソリューションです。具体的には、ターゲティング機能や案件管理、担当者間のコミュニケーションを効率化する役割を果たします。特に注目すべきは、グローバルで注目される「アカウントマッピング」という技術を採用している点です。この技術により、SFAやCRMのデータを安全に共有・分析することができ、パートナー間でのデータの重なりを見つけ出し、共同ターゲット企業リストを生成します。これにより、従来の属人的で非効率的なパートナービジネス業務の課題を解決し、スムーズな営業活動が実現できます。

新しい営業の選択肢を創出



最近ではMA、SFA、CRMといったツールの普及により、企業のセールス・マーケティングのプロセスが進化しています。ただし、代理店営業の現場では今なおアナログな業務が多く残っています。ハイウェイは、アカウントマッピング技術を活用して、パートナー営業を新たな次元へと引き上げることにフォーカスしています。これにより、企業はパートナービジネスを立ち上げ、運用し、さらにエコシステムを拡大することが可能になるでしょう。

資金調達の成果



このたびのシードラウンドでは、1.2億円という資金調達に成功しました。これを受けてハイウェイは、さらなる成長と機能拡充を図ることが期待されています。資金提供者の中には、DNX VenturesやArchetype Venturesなどが名を連ねています。これらの企業からは、ハイウェイの可能性と将来的な影響力に対する期待の声が上がっています。

例えば、DNX Venturesのマネージングパートナーである倉林陽氏は、ハイウェイの創業メンバーが過去に培った経験に対して高く評価しており、新たな挑戦に対してサポートを惜しまない姿勢を示しています。一方、Archetype Venturesの福井俊平氏も、パートナーセールスにおける非効率な問題に対してハイウェイが解決策を提供することを期待しています。

組織としての取り組み



ハイウェイは、今回の資金調達に伴い積極的な採用活動も行っています。興味のある方は、公式ホームページで詳細を確認できます。また、気軽にハイウェイのメンバーと話をする場も設けており、企業文化や仕事について質問することができます。

未来への展望



ハイウェイは、ソフトウェアメーカーと大手SIerや金融機関とのパートナーシップを通じて大企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援し、同時に地方のIT化を進めることが目指されており、全体的な生産性向上に貢献するプラットフォームとなることが期待されています。これからのハイウェイの活動に注目が集まります。

会社情報

会社名
株式会社ハイウェイ
住所
東京都新宿区四谷本塩町2-8 A YOTSUYA 5NE/2
電話番号

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