冬の小便小僧祭り
2024-10-03 16:46:16

冬の訪れを告げる!六甲高山植物園の小便小僧にマントを着せる伝統行事

六甲高山植物園の冬支度



六甲高山植物園では、毎年恒例の行事「小便小僧のマント着せ行事」が開催されており、今年で51回目を迎えます。この行事は、冬の寒さが訪れる前に、植物園のシンボルである小便小僧に暖かいマントを着せるという、心温まる伝統行事です。

開催日と概要



本行事は、11月3日(祝日の日曜日)に行われ、セレモニーは12:30から開始されます。少しの雨であれば決行されるものの、荒天の場合は中止となるため、来園予定の方は天候情報に注意が必要です。

六甲高山植物園にある小便小僧は、1962年に彫刻家の榎本健次郎氏によって制作され、その魅力的な姿が多くの訪問者に愛されています。この行事は、小便小僧が冬の寒さから守られるよう、マントを着せてあげることで始まったものです。

今年のマントデザイン



今年のマントは、神戸芸術工科大学の学生によってデザインされました。そのテーマは「チングルマ」で、応募の中から行われた人気投票によって選ばれた安田百花さんのデザインが採用されています。安田さんは昨年に引き続き、2回目の受賞となりました。

デザインを担当した神戸芸術工科大学の笹崎綾乃先生は、学生たちがこの行事に向けて特別なマントを制作することについてコメントを寄せています。「デザインテーマのチングルマは、白い5弁の花や綿毛が風になびく様子を表現しており、とてもユニークなデザインが生まれました。来園者に人気投票を実施し、選ばれたデザインを基に学生が実際のマントを制作します。」と話しています。このプロジェクトでは、学生がアパレルの流れを理解し、授業で学んだ知識やスキルを最大限に生かして制作に取り組むことが期待されています。

営業概要



六甲高山植物園は、11月24日(日)まで開園しており、営業時間は10:00から17:00(最終入園は16:30)です。入園料は大人900円、小人450円となっており、駐車場は1,000円で利用可能です。訪れる方々は、この機会に生の芸術作品を目の当たりにしながら、心温まる冬の風物詩を楽しむことができるでしょう。

まとめ



「小便小僧のマント着せ行事」は、地域の風物詩として多くの人々に愛され、参加者は笑顔で小便小僧を迎える瞬間を楽しみにしています。この行事に訪れることで、冬の訪れを感じると同時に、地域の文化や学生たちの熱意を感じることができるでしょう。いまからでも来園を考えている方は、ぜひ足を運んでいただきたいと思います。


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阪神電気鉄道株式会社
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