『頭痛ーる』の譲受
2025-11-04 11:11:27

ヘッジホッグ・メドテックが『頭痛ーる』の事業譲受を完了し新たなサービス展開を実施

画期的な頭痛ケアの新時代:ヘッジホッグ・メドテックが『頭痛ーる』を譲り受け



株式会社ヘッジホッグ・メドテック(以下、ヘッジホッグ)は、2025年10月31日に株式会社ベルシステム24から『頭痛ーる』とその関連サービスを譲受したことを発表しました。この譲受は2025年9月1日に発表された買収契約の一環で、両社は既に業務提携契約を結んでおり、サービスの共同展開にも着手しています。

『頭痛ーる』とは


『頭痛ーる』は、2013年に登場したアプリで、気圧の変化や体調の変動に着目した独自の機能がユーザーから支持され、今や累計で2,400万ダウンロードを達成。月間アクティブユーザー(MAU)は約120万人を誇り、日本国内における頭痛・気象病に特化したアプリの中では圧倒的な存在感を示しています。

しかし、これまでの『頭痛ーる』はユーザーのヘルスケア対策を支援する一方で、専門的な診療や治療が必要なケースには不十分なサポートしか提供していませんでした。ここに、ヘッジホッグの治療用アプリや診断機器の開発も加わり、両社の資産を統合することで「予報」「記録」「診断」「治療」といった総合的なサービスを提供する、日本初の頭痛総合プラットフォームへと生まれ変わる期待が寄せられています。

オンライン診療の開始


譲受の発表を前に、ヘッジホッグはオンライン診療サービス「頭痛ーるドクター」を初めて提供し始めました。このサービスでは、ユーザーは頭痛の予測ができる『頭痛ーる』から、いつでも専門医にアクセスできる仕組みを導入。日々の症状を記録し、「辛い」と感じたときに、そのデータを基にオンラインで医師の診察を受けることが可能です。

このように、これまで来院が難しかった方々にも頭痛の診断と治療を提供し、日々の頭痛管理をより進化させることを目指しています。サービスは公式サイトで提供されており、医師は提携医療機関の医師が対応に当たります。

業務提携の進展


ベルシステム24との業務提携契約をもとに、様々な取り組みが実施されます。特に注目すべきは、従業員向けの頭痛ケアプログラム「頭痛ーるドクター」のトライアル利用です。頭痛に悩む社員を対象に希望者を募り、従来の福利厚生に加え新たに導入されたサービスを通じて、気圧や天候の変化に応じた情報を活用することが可能になります。さらに、専門の医師による診察を受けられることで、社員の健康管理が一新されます。

また、女性の健康意識を高める「Femwell Assessment」も導入し、500名の管理職に対して健康知識のアセスメントを実施。これにより、会社全体及び個別部署での知識レベルの可視化を図り、今後の取り組みに活かしていく予定です。

今後の展望


今後は『頭痛ーる』アプリ内でのオンライン診療機能や服薬支援機能の拡充、さらには「お天気.com」との連携による気象と健康情報サービスの強化が計画されています。また、企業や医療機関、保険会社向けにデータソリューション事業を推進し、気象と健康データを融合した新たな頭痛ケアのスタンダードを創出することを目指しています。

まとめ


ヘッジホッグ・メドテックは、日本初となる頭痛総合プラットフォーマーとして、治療用アプリやAI診断機器の開発を進め、今後ますます成長が期待される企業です。ヘッジホッグは、新しい仲間を募集中で、興味のある方は採用ページをチェックすることをお勧めします。詳しい情報は公式サイト(ヘッジホッグ・メドテック公式サイト)をご覧ください。


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会社情報

会社名
株式会社ヘッジホッグ・メドテック
住所
東京都文京区後楽二丁目3番21号住友不動産飯田橋ビル 3階 Room1
電話番号

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