商圏分析の新たなツール「DOCOYA」の登場
デジタル地図のリーディングカンパニーであるマップボックス社が、アドソル日進株式会社と提携し、2025年3月1日に新しいSaaS型商圏分析ソリューション「DOCOYA」を発売することが発表された。この新しいソリューションは、地理情報システム(GIS)を活用し、自社データと人流データを組み合わせた高度なデータ分析を行うことで、ビジネスの意思決定を迅速化することを目指している。
「DOCOYA」は、デジタル化が進展する現代のビジネスシーンにおいて、商圏分析やマーケティングの領域で注目されている。特に、自社データを視覚的に解析できる点が際立っており、企業は地図を使いながらより効率的な意思決定が可能になる。
3D表示で視覚化する新しい分析手法
多くの企業がデジタル化を進める中で、商圏分析における新たな手法が求められている。「DOCOYA」では、特に高層ビル街などのデータを3D表示することができ、商業施設の立地戦略に大きな影響を与えるだろう。
アドソル日進は20年以上のGISを用いたソリューション展開の実績を持ち、2022年にはマップボックスとパートナーシップを締結。この協業を通じて、マップボックスの優れたテクノロジーとアドソル日進の開発経験を融合させ、商圏分析に特化した革新的なGISを実現したと自負している。
先行する「COCOYA」との連携
新製品の「DOCOYA」は、アドソル日進が2023年4月にリリースしたSaaS型の店舗情報マッピング&検索サービス「COCOYA」と連携している。この連携により、より多角的なデータ分析が可能になると期待されている。アドソル日進は、「DOCOYA」にも先進的な機能を搭載し、企業が市場での競争力を強化できるようにサポートしていく方針だ。
今後の展望
アドソル日進株式会社の大西元常務取締役は、新製品発表に際し、「DOCOYA」のイノベーションに自信を持っていることを語った。企業は、マップボックスとの協業をさらに進め、商圏分析の未来を切り開くことを目指している。
この「DOCOYA」は、また、ソフトバンクが運営する法人向けの体験型施設「EBC」で展示される予定で、最新のAIやIoTのユースケースが体感できる機会となる。商圏分析の新しい手法を体験できる場としても注目されている。
アドソル日進は、DXの進展に伴い、さらなる成長を目指し、1,000人以上の社員と共にイノベーションを導くべく日々活動を続けている。今後のサービス提供において、新たな技術の活用や継続的なアップデートが期待される。
「DOCOYA」に関する詳細な情報は
こちらのリンクから確認できる。
会社概要
アドソル日進は1976年に創業し、東京を中心に全国と海外に展開。ICTエンジニアリング企業としての特徴を持ちながら、エネルギー、交通、通信等の社会インフラを支えるソリューションを提供し続けている。デジタル革命とともに、自社のノウハウを活用し、さらに新しい技術を取り入れ、企業のDX推進をリードする役割を担っている。 詳細は
アドソル日進の公式HPを参照。
今後、商圏分析の分野でも「DOCOYA」がどのように進化していくのか、注目していきたい。