愛媛県で女性のデジタルスキルを育成するプロジェクトが始動
愛媛県で新たに始まった『愛媛でじたる女子プロジェクト』は、現代のデジタル社会において女性が活躍できる環境を整えるための重要な取り組みです。このプロジェクトは、株式会社MAIAが主導し、全国の企業や自治体のデジタル化を支援することを目指しています。
プロジェクトの背景
女性が自分らしく働く場を増やすことが急務とされる中、愛媛県が連携協定を締結し、デジタル領域で活躍する女性人材を育成するために設立されたのがこのプロジェクトです。令和4年6月よりスタートしたこの取り組みは、これまでに約150名の女性が参加し、ITスキルを学びながら多様なキャリアにチャレンジしています。
新たな第6期生募集開始
この度『愛媛でじたる女子プロジェクト』の第6期生募集が決定し、反響が広がっています。募集は2024年8月1日から始まり、締切は9月30日まで。特に注目なのは、独自のe-Learningプログラムを通じて、SAPやRPAといったニーズの高いITスキルを学べる点です。
カリキュラムの詳細
プログラムには、約33時間の共通学習プログラムに加え、選択できるITスキルプログラムとしてRPAコース(約160時間)とSAPコース(約140時間)が含まれます。合計で95名の募集を予定しており、受講生には修了後の就労支援やキャリアアップのサポートが提供されます。
MAIAの役割
MAIAは、『愛媛でじたる女子プロジェクト』の運営を通じて、女性たちがデジタル技能を身につけ、働き方を多様化させる手助けをしています。月田有香代表取締役のビジョンに基づき、女性が自立し、自由に活動できる社会の実現に向けた取り組みを進めています。
参加条件と受講料
受講対象は愛媛県在住の18歳以上の女性で、「稼ぐこと=就労」を目指す方が対象です。受講期間は2024年11月1日から2025年3月10日まで、受講料は税込で11万円となっています。
オンライン説明会
参加希望者には、オンラインでのプロジェクト説明会も提供され、日時は2024年8月19日午後1時から午後3時までとなっています。修了生との座談会も開催され、参加者がリアルな体験を通じてプロジェクトの内容について深く理解できる機会も用意されています。
まとめ
『愛媛でじたる女子プロジェクト』は、女性のITスキル向上を支援し、新しいキャリアの可能性を広げるための重要な取り組みとなっています。女性が力を発揮できるデジタル社会の構築に向けたこのプロジェクトに、多くの方が参加することを期待しています。