Rubyの父、まつもとゆきひろ氏の新たな挑戦
FlyData Inc.(本社:米国カリフォルニア州)は、プログラミング言語Rubyの父であり、Rubyアソシエーションの理事長でもあるまつもとゆきひろ氏が新たにアドバイザーに就任したことを発表しました。この取り組みは、ビッグデータとAI技術の融合を通じて、データ駆動型経営をさらに進化させることを目指しています。
FlyDataの事業展開
FlyDataは、データ統合ソリューション「FlyData Sync」を中心に、ビッグデータ解析やAIコンサルティング、さらには製造業向けのデータマネジメントサービスを提供しています。これらのサービスは、企業がデータを最大限に活用し、迅速かつ効果的な意思決定を行う手助けをすることに焦点を当てています。特に、2017年には東京大学の松尾豊准教授をアドバイザーに迎え、AI事業への本格的な参入を果たしました。
今回のまつもと氏の加わりにより、FlyDataはRubyに関する深い理解を得られるだけでなく、AI技術の適用範囲も広がることになります。
まつもとゆきひろ氏のコメント
アドバイザー就任にあたり、まつもと氏は「Ruby誕生から25年目を迎え、この言語を更に成長させるためにFlyDataの製品開発に貢献したい」とコメントしました。Ruby on Railsなどの既存の強みだけでなく、AI技術を通じて新たな市場を開拓し、共に未来を築く意欲を示しています。
新しいデータ処理エンジン「FaiDE」の開発
FlyDataでは、AIデータ処理エンジン「FaiDE」の開発に取り組んでおり、Rubyを活用した機械学習やディープラーニング技術の実装を進めています。このエンジンは、データ前処理や名寄せを行う能力を持ち、2018年中に新たなソリューションとして提供予定です。
データ駆動型経営の重要性
データそのものを重要視するFlyDataは、企業が日々大量のデータを高度に処理し、データ駆動型経営を実現する手助けをしています。迅速かつ的確な意思決定を支援することで、企業の成長を促進し、効果的な経営をサポートします。
Ruby 25周年記念イベントへの協賛
FlyDataは、2018年2月24日に開催される『Ruby 25周年記念イベント』のゴールドスポンサーとしても参加します。このイベントを通じて、Rubyのコミュニティとのつながりを深め、今後の技術展開をさらに広げることを目指しています。
【Ruby 25周年記念イベント詳細】
- - 日時: 2018年2月24日(土)13:00~18:00(開場12:00)
- - 会場: 品川インターシティホール 1階ホール
- - 主催: Ruby25周年記念イベント開催実行委員会
FlyDataは、今後のと連携とともに、革新的な技術を提供し続けることで、より良い社会の実現を目指していくことでしょう。