古墳の発掘現場が見学できる特別イベント
埼玉県行田市では、特別史跡の埼玉古墳群を守り、地域の歴史を活用していくために、毎年発掘調査が実施されています。今年度も、愛宕山古墳の東側と南側で墳丘の構造や周堀の状況を調査するための発掘が行われました。この発掘調査の成果を地域の皆さんに広く披露するため、特別に見学会が開催されることになりました。
開催概要
この見学会は、令和7年2月15日(土曜日)の10時から13時まで行われます。所要時間は約30分で、受付順に20人ずつのグループに分かれ、調査現場を専門のガイドが案内します。予約は不要で、直接会場に足を運ぶだけで参加できるのが魅力です。また、場所は行田市のさきたま古墳公園で、レストハウス(はにわの館の南側)が受付場所となります。文化財を守るために頑張っている県立さきたま史跡の博物館が主催しています。
見学が行われる古墳は、埼玉古墳群の重要な一部であり、その周りには発掘された遺物や古代の建築構造が残されています。発掘調査の成果を直接見ることで、歴史の新たな一面を知る機会となります。
注意点と問い合わせ
一つ注意が必要なのは、雨天の場合にはイベントが中止になることです。興味のある方は、あらかじめ天気予報を確認の上、参加することをおすすめします。体験の後には、行田市周辺を散策してみるのも良いかもしれません。
さらに、何か質問等がある場合は、県立さきたま史跡の博物館の史跡整備担当までお問合せを。電話は048-559-1181、またはメール(k5911113@pref.saitama.lg.jp)でも承っています。
古墳の神秘に迫るこの貴重な経験、多くの人々に参加してほしいと願っています。この地域の歴史や文化に触れながら、古代の人々の営みを感じる絶好のチャンスです。興味のある方はぜひ、足を運んでみてください!