書店員たちの熱き戦い!
日本の書店業界には、年々増加する読書人口へのアプローチを模索する動きがあります。その中でも、特に話題となっているのが、全国の書店員が「日本一面白い書店フェア」を競う「Book Fair Championship(BFC)」です。ついに第2回の結果が発表され、広島 蔦屋書店と梅田 蔦屋書店が強い競争の中で抜きん出た実績を収めました。
「日本一面白いフェア」のトップに立つ広島 蔦屋書店
1位に輝いたのは、広島県広島市に位置する広島 蔦屋書店が企画した『ペア読』です。このフェアは、親子読書を通じて新たな読書体験を提供することを目的としています。具体的には、親と子どもが同じ本を同じ場所で読み、その感想を自由に伝え合うことが特徴です。これにより、世代を超えたコミュニケーションが生まれ、読書の楽しさを親子で共有できる貴重な機会が創出されます。
広島 蔦屋書店の文学コンシェルジュである江藤宏樹さんと藤原さゆりさんは、このフェアの成功が親子の絆を深めるきっかけになることを願っており、選ばれるすべての本について十分な考察を行っています。特に子どもにあわせた視点からの本選びは、読書に対する興味を喚起する大きな要素です。
梅田 蔦屋書店の創造的なアプローチ
続いて2位に選ばれた『本でめぐる人生ルーレット』は、大阪府大阪市の梅田 蔦屋書店からの提案で、永山裕美さんが企画し、橋本枝実さんが制作を担当しました。このフェアは、人生のイベントをテーマにしたルーレットゲームで、コマを回すことで様々な出来事に関連した本を紹介します。
このユニークなアプローチにより、参加者は自分自身では選ばないような本とも出会うことができ、人生の多様性を感じながら読書を楽しむことができます。ルーレットの前後にはコンセプトに関連するテーマが組み込まれており、現代におけるさまざまな価値観を反映した選書が行われています。
BFCの意義と未来
「Book Fair Championship」は、書店員の発想力を全国に広めることで、書店そのものの魅力を向上させることを目指しています。第2回BFCの結果は、合計82件の応募から厳正なる選考を経て決まったもので、優れた企画を持った書店員が持つビジョンを後押しする重要なイベントです。1位の『ペア読』は、2026年に行われるチャンピオンベルト防衛戦に進出し、新たに参戦する書店員と直接対決し、その真価を試されます。
この試みは書店員の創造性を刺激し、書店での売場がさらに魅力的になる可能性を秘めています。今後のBFCの展開から目が離せません!
まとめ
広島 蔦屋書店と梅田 蔦屋書店がそれぞれ異なるアプローチで評価されたことは、全国の書店が持つ創造的な可能性を広げる一歩でもあります。これからの書店文化がどう変わっていくのか、目を凝らして見ていきましょう。