ETCの魅力発信
2024-10-02 20:36:32

ツーリズムEXPOジャパン2024でヨーロッパの魅力を発信したETCの取り組み

ツーリズムEXPOジャパン2024でのETCの展開



2024年9月26日から29日まで、東京ビッグサイトで開催される世界最大級の観光イベント「ツーリズムEXPOジャパン」において、ヨーロッパ観光委員会(ETC)が多くの来場者を迎え入れました。このイベントは、業界日と一般入場日が設けられており、大勢の訪問者がETCブースに立ち寄ってヨーロッパの観光資源について知識を深めました。

ETCは日本旅行業協会(JATA)との間で、会場内においてサステナブル観光の推進と発展を目的とした基本合意書(MOU)も締結しました。今回の締結は両者にとって初めての試みであり、今後の共同項目を通じて観光活動の質を高めるための施策が期待されています。特に「美味しいヨーロッパ」というプロジェクトでは、地域の特産物や料理にスポットライトを当て、一般には知られていない地域の魅力を伝え、欧州の食文化を広める取り組みがスタートしました。

旅行業界とのネットワーク形成



商談会の後に開催された「ネットワーキングの夕べ」では、旅行業界やメディアの関係者との交流の場が設けられました。このイベントでは、様々なヨーロッパ各国のワインや地酒が楽しめる中、加盟国の政府観光局と意見交換や情報共有が行われました。このようなネットワーキングイベントは、業界内の親密性を高め今後の協力関係を構築するために重要な役割を果たします。

一般入場日には、ヨーロッパ各国の魅力を学ぶクイズやスタンプラリーが実施され、参加者は楽しみながら地域固有の情報を取得することができました。特にクイズには600名以上が参加し、スタンプラリーには2300名以上が専用パスポートを利用して各ブースを巡るなど、多くの人々がヨーロッパを体験しました。来場者からは「新しい発見があった」「訪れたい場所が増えた」という声が寄せられ、ETCブースの賑わいを物語っています。

基調講演で強調された持続可能性



さらに、ETCのエグゼクティブディレクターであるエドゥアルド・サンタンデール氏が基調講演に参加し、「観光交流人口の拡大」について語りました。彼は、持続可能性を観光業界の重要な課題と位置づけ、特に観光が過密な状態となる季節の管理の重要性を指摘しています。

セミナーではオフシーズンの旅行や知られざる観光地の価値を再認識し、訪れる人々の体験をより豊かにし、地域経済への良い影響を生み出すことができると強調しました。これにより、観光業の持続可能な発展が促進されることが期待されています。

ヨーロッパ観光委員会の概要



ヨーロッパ観光委員会(ETC)は、1948年に設立された機関であり、観光地としての欧州の持続可能な発展を目指しています。35の観光局が加盟しており、協働を通じて多様性に富んだ観光地の魅力を高めるための活動が行われています。今後もETCは日本でのプロモーション活動を通じて、ヨーロッパの観光資源の認知度をさらに高める努力を続けていくでしょう。

詳細はETC公式サイトおよびヨーロッパ公式旅行情報サイトをご覧ください。


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会社情報

会社名
モナコ政府観光会議局日本事務所
住所
東京都千代田区一番町2パークハウス701
電話番号
03-6261-6005

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