横浜で行われる無料イベント「地域教育フェスYOKOHAMA」
2024年12月8日、横浜にて話題となっている教育の課題をテーマにした無料イベント「地域教育フェスYOKOHAMA」が開催されます。本イベントは、地域教育フェス実行委員会が主催し、「横浜の子どもと家庭にもっと元気を‼」というテーマで、不登校や発達障害、学力向上について考える場を提供します。
現在の教育現場の課題
近年、日本の教育現場では不登校の問題が深刻化しています。文部科学省の発表によると、2023年度の不登校児童生徒数は34万6482人に達し、過去最高を記録しました。この数字には、一般的な不登校だけでなく、生き渋りや不定期登校の子どもたちも含まれるため、実際の不登校の子どもたちはさらに多いと考えられています。
また、発達障害を持つ子どもも増加しており、特にコミュニケーションの難しさや集団行動の不適応が様々な場面で見られています。
親たちは、子どもたちの学力向上を常に気にかけていますが、子どもたちが直面する様々な課題にどのように対処すれば良いかわからない場面が多いのが現状です。
イベント内容
トークセッション
本イベントでは、さまざまな専門家や教育者が集まり、トークセッションを開催します。オープニングでは横浜市の教育の現状についてのセッションが行われ、続いて不登校に関する問題提起や、SNS社会における子どもたちの心と学力、さらには現代のキャリア教育の在り方について議論します。
- - オープニングセッション 10:10~10:40
横浜市教育委員会学校教育企画部長 山本朝彦氏
「不登校」について親と学校ができること
横浜市立長津田小学校校長 佐藤正淳氏、NPO法人JAMネットワーク代表理事 村上好氏
SNS社会と子どもたちの心
ソーシャルワーカー 鴻巣麻里香氏(オンライン出演)
現代のキャリア教育について
佐藤正淳氏、横浜創英高校キャリア支援部副部長 田村奈穂美氏
参加型のブース出店
トークセッションの合間には、親子で楽しめるさまざまなブースもご用意されています。整体体験やカラー診断、スクールカウンセラーによる相談など、楽しく学ぶ機会が提供されます。
みらい教育箱設置
また、「みらい教育箱」を設置し、参加者が自由に教育への意見や気づきを投稿できる場も設けられています。参加者の声を集め、今後の教育への影響を考えるための取り組みです。
イベント詳細
- - 開催日時: 2024年12月8日(日)10:00-16:00
- - 開催場所: 情文ホール(横浜情報文化センター内)
〒231-0021 横浜市中区日本大通11番地
(横浜高速鉄道みなとみらい線「日本大通り駅」直結)
- - 入場: 無料、入退場自由
- - 事前申込: おすすめ(入場者多数の場合、事前申込優先)
お問い合わせ
地域教育フェス実行委員会(担当 藤山)までご連絡ください。
メール:
[email protected]
本イベントは、地域の教育課題を共有し解決策を探る貴重な機会です。ぜひお越しください。