進化するスマートホーム - 三菱地所とmui Labの新たな連携
三菱地所株式会社が提案するスマートホームサービス「HOMETACT」と、mui Lab株式会社の「muiボード」の連携が開始されました。このコンビネーションは、最新の国際標準規格「Matter」に対応しており、ユーザー体験の向上を追求しています。家庭内の特殊なニーズに応えるべく、子育てやファミリー層を中心とした分譲住宅市場に向けた迅速な展開が進められています。
スマートホームの利便性を向上
「HOMETACT」は、さまざまな家電や住宅設備を一元管理できる便利なスマートホームサービス。”シーン”機能を使えば、「いってきます」や「おやすみ」に合わせて、家中の機器を一括操作できます。これにより、家事や育児に忙しい家庭にとって、ストレスのない暮らしを実現します。
また、「muiボード」からも操作可能になり、家の中心で簡単に生活スタイルに合わせた設定ができます。アプリや音声操作だけでなく、天然木のインターフェースを通して操作できるのが特徴です。このデザイン性は、生活の中でのコミュニケーションの促進にも寄与します。
HEMSへの対応と独自性の追求
この連携によって、muiボードはHEMS機能としての「Energy Window」も取り入れています。この機能によって、「HOMETACT」ユーザーは、家庭内のエネルギー使用状況を直感的に把握でき、エネルギー管理の効率化が図れます。家族全員が一つのインターフェースを通じて、環境意識を高める機会を提供することを目指しています。
連携の背景と今後の方向性
三菱地所とmui Labは、2023年に資本業務提携を結贈し、日本におけるスマートホーム技術の標準化を目指して協力してきました。これまでにも、数多くの機能追加を行い、特に「Energy Window」の展開はその一例です。
今後も両社は共同開発を進め、さらなる機能の追加・改善を行い、より豊かな住環境の提供を目指しています。2025年には、スマートホームサービスのデモ体験スペースを設ける予定で、来場者が直接「HOMETACT」と「muiボード」の高いシナジーを体感できる場を提供します。
JAPAN BUILDでの展示
2025年12月10日から12日までの間、東京ビッグサイトで開催される「JAPAN BUILD」にて、「HOMETACT」と「muiボード」の連携についてのデモ体験が提供される予定です。この機会に、観客は最新の技術に触れ、実際の生活空間での利便性を確認することができます。
まとめ
スマートホームサービスの進化を遂げる三菱地所の「HOMETACT」とmui Labの「muiボード」は、家族の生活を豊かにし、エネルギー管理の最適化を図ることで、多様化するニーズに応える新しい住環境を創造しています。今後の展開が非常に楽しみです。