CLUEの新たな研究機関「Drone AI LAB」設立
株式会社CLUEが、この度ドローンを活用するためのAI特化型研究組織「Drone AI LAB」を設立しました。本組織は、ドローンに関連するデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するサービスを更に強化するためのものです。特に、建設業、農業、点検など様々な分野でのドローン活用が進んでいる昨今、効率的なデータ取得や、そのデータの有効活用のニーズが高まっています。
ドローン産業の現在とCLUEの取り組み
ドローンは、近年多くの産業で欠かせない存在となっています。もちろん、その利点を最大限に引き出すためには、AI技術の導入が不可欠です。CLUEはこれまでにも、建設業向けにDX支援サービスを多数展開し、特にドローン映像を用いた物体検知や異常検出といったAIを利用したサービスを提供してきました。しかし、より高付加価値のサービスを提供するためには、専門的な研究と開発の必要性が感じられました。その結果として、「Drone AI LAB」の設立に至ったのです。
Drone AI LABの役割と機能
新たな研究機関である「Drone AI LAB」では、ドローン撮影から得られた画像や関連テキストを基にしたAI技術の検証や開発を主な業務としています。また、ドローンに生成AIを適用するための研究も進められ、得られた成果は他業界への応用が検証されています。ここで構築される環境は、ドローン映像の蓄積や教師データの生成、AIモデルの構築まで多岐にわたります。
このようにして蓄積された知見は、「ドローンを活用したDX支援サービス」の提供体制をさらに強化することを目指しています。
具体的なサービスの拡充
「Drone AI LAB」での研究成果を通じて、CLUEは今後さらに多様なサービスの提供を計画しています。例えば、ドローンで撮影した画像に基づく独自AIモデルの構築や、企業が持つAIモデルを効果的に活用するためのプロトタイピングなどが含まれます。また、システムとの統合や継続的なモデル改善を支援するプラットフォームなど、全面的なサポートを通じて、顧客企業や地方自治体にも役立てられるサービス提供を目指します。
CLUEのビジョンと未来に向けた挑戦
CLUEは、「ドローンが当たり前に飛び交う社会に」を掲げ、2014年に設立されました。現在、ドローンを活用した製品「DroneRoofer」や「ドローン施工管理くん」など、業界特化型のソフトウェアを展開しています。また、ドローンによる業務の定着率を上げるためのサポート体制も整備しています。新たな研究所の設立を機に、テクノロジーを通じたさらなる課題解決を目指すCLUEの挑戦は続きます。
会社情報
会社名: 株式会社CLUE
代表者: 代表取締役 阿部亮介
所在地: 東京都港区高輪4-10-18 京急第1ビル 13階
設立: 2014年8月
URL:
CLUE公式サイト
問い合わせ先:
[email protected]