金融庁が弁護士を募集!資金移動業者や暗号資産交換業者の法令遵守を担う

金融庁が、金融モニタリング業務に従事する弁護士を募集している。募集対象は、資金移動業者や暗号資産交換業者等の法令等遵守態勢、関連法令の解釈等に携わる業務を遂行できる弁護士だ。

主な業務内容は、金融機関等に対するモニタリング業務、法令解釈、事務ガイドライン等の整備である。具体的には、暗号資産交換業、資金移動業、前払式支払手段の発行、貸金業に関する法令等遵守状況に関するモニタリング、法令解釈、事務ガイドライン等の整備などが含まれる。

募集要項によると、応募条件は弁護士資格を有し、上記職務内容を遂行する上で必要な知識と業務経験を有することとなっている。採用形態は、任期付職員法に基づく常勤の国家公務員で、雇用期間は令和6年9月頃から原則として2年程度。当初の雇用期間を更新される可能性もある。

給与は任期付職員法又は一般職の職員の給与に関する法律に基づき支給され、出張する際には出張旅費等が支給される。勤務地は金融庁(東京都千代田区)で、勤務時間は原則として9時30分から18時15分(週5日、土日祝日を除く)となっている。

応募方法は、金融庁のウェブサイトから所定の履歴書をダウンロードし、必要事項を記載して提出する。郵送以外の提出方法を希望する場合は、問い合わせ先へ連絡する。選考方法は、書類選考後、面接試験により合否が決定する。書類選考合格者には面接日を個別に電話又はメールで連絡する。専門知識を確認するため、課題に関するレポートを追って提出を求められる場合もある。

応募締切は令和6年8月1日(木曜)必着だが、募集人員に達した時点で応募受付を終了する場合があるので注意が必要だ。

今回の募集は、近年増加している資金移動業者や暗号資産交換業者等の法令遵守態勢の強化、関連法令の解釈等を担う人材を求めているものと見られる。金融機関等に対するモニタリング業務の強化や、関連する法令・制度の整備を進める上で重要な役割を担う人材となることが期待される。

トピックス(経済)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。