熊本で重要な防災に関する展示が行われることを紹介します。「学びたい 備えたい 熊本の防災・減災」展は、熊本大学の五高記念館にて、2024年10月2日から28日まで開催されます。この展示は、6月に蔦屋書店熊本三年坂で行われた企画展の再現であり、特に10月19日と20日に開催される「ぼうさいこくたい(防災推進国民大会)2024」に合わせて実施されるものです。
本展示では、熊本大学のくまもと水循環・減災研究教育センターが取り組んだ内容や、所属する松村政秀教授の研究成果をパネル展示として紹介します。減災型社会システム部門では、災害への対応をより迅速に行うための研究・教育活動が進められており、特に注目されるのは安全かつ維持管理が容易な橋梁の設計とその構造に関する研究です。
また、会場には平成28年の熊本地震を引き起こした布田川断層の標本展示もあり、実際にどのような災害が発生したのかを視覚的に理解できる機会が提供されます。これは防災意識を高めると同時に、過去の教訓を未来に活かすための重要な体験となるでしょう。
入場は無料で、一般の方々に広く参加を呼びかけています。展示室は午前10時から午後4時まで開いており、入館は午後3時30分まで受け付けています。毎週火曜日は休館日となっているため、訪れる際には注意が必要です。
皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。より詳しい情報は熊本大学の公式ホームページにも掲載されていますので、ぜひご確認ください。安全な社会を築くための知識と情報が満載のこの特別展にぜひお越しください。