野菜廃棄ゼロへの挑戦
2024-07-22 14:45:16

株式会社タカミヤとKukulcanが協力し消費されない野菜を有効活用

タカミヤとKukulcanが手を組む



株式会社タカミヤ(本社:大阪市北区)は、食品ロス削減を目指して株式会社Kukulcan(本社:東京都中央区)との協力を開始しました。この取り組みの中心となるのが「TAKAMIYA AGRIBUSINESS PARK」で、ここでは規格外野菜の有効活用を追求しています。これにより、農場からの廃棄をゼロに近づけることを目指しています。

協業の概要



「TAKAMIYA AGRIBUSINESS PARK」では、農作物を栽培する中で生じる規格外の野菜、例えば形やサイズが標準に満たないものが問題となっていました。タカミヤとKukulcanの協業によって、これらの野菜を有効に活用する方法が見つかりました。Kukulcanの需要先マッチングスキームを活用し、廃棄されることなく食材として新たな価値を生むことを実現しています。

食品ロス削減への取り組み



日本全国では、毎年約523万トンもの食品が廃棄されています。政府は2030年度までにその半減を目指すとしていますが、現状の「食品ロス」の枠組みには、畑での廃棄は含まれていないのが現実です。必要以上に出荷されない規格外野菜や収穫時の摘果作業で生じる野菜などは、この定義では見落とされがちです。

畑の食品ロス問題



タカミヤは、こうした「畑の食品ロス」対策として、Kukulcanとのパートナーシップを築きました。この協業によって、規格外ミニトマトなどの廃棄されがちな野菜をレストランなどに供給し、食品ロス削減に貢献しています。

代表の言葉



Kukulcanの代表、ホン リナ氏は「多くの農作物が廃棄されている現状は非常に残念であり、私たちはそれをAI技術を通じて解決することに尽力しています。タカミヤ社との協力は、そのための素晴らしい機会です」と話しています。また、タカミヤの農場長、吉田剛氏も「規格外の野菜にも価値があることを示したい。農家と市場を結ぶ橋渡し役としてKukulcanの存在は大変ありがたい」と述べています。

今後の展望



タカミヤは、この協業を皮切りに、さらに多くの食品ロス削減活動を展開する予定です。将来的には、農業が直面する様々な課題に取り組み、持続可能な農業の実現を目指します。具体的には、東京ビッグサイトでの展示会『GPEC』において、Kukulcanの事業紹介を行うことも計画しています。

会社情報



  • - 株式会社タカミヤ
- 代表:髙宮 一雅
- 本社所在地:大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪 タワーB 27階
- 設立:1969年6月21日
- URL: 株式会社タカミヤ

  • - 株式会社Kukulcan
- 代表:ホン リナ
- 本社所在地:東京都中央区日本橋茅場町1丁目8-1
- 設立:2024年2月
- URL: 株式会社Kukulcan


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会社情報

会社名
株式会社タカミヤ
住所
大阪府大阪市北区大深町3-1グランフロント大阪 タワーB27階
電話番号

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