高度ITアーキテクト育成
2021-06-29 13:00:05

AI時代の日本を支える高度ITアーキテクト育成サミットの重要性

重要な転換期にある日本のIT人材育成



2021年7月20日、AITAC(一般社団法人高度ITアーキテクト育成協議会)は、全世界における日本のデジタル競争力を高めるための重要なサミットを開催します。スイスの国際経営開発研究所(IMD)が発表した2020年の「世界デジタル競争力ランキング」では、日本のIT人材の評価が63カ国中62位という厳しい現実が示されています。このデータは、今後の日本のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する上での大きな課題を浮き彫りにしています。特に、2030年にはIT人材が45万人不足するという予測もあり、急速に進化するデジタル環境において、人材育成は避けて通れないテーマです。

高度ITアーキテクトの重要性



AITACは、AIやIoTの進化に応じた新しいインフラエンジニアを育成するために設立されました。特に、高度ITアーキテクトと呼ばれる職種は、デジタル技術とビジネスを融合させるためのキーパーソンであり、彼らの育成が日本のデジタル革新を推進する上での最も重要な課題となっています。サミットでは、業界で求められる人材像やそれに伴うスキルについて詳しく議論が展開される予定です。

プログラム内容



サミットの目玉プログラムでは、以下の内容が予定されています。
  • - 基調講演: 村井純氏(AITAC前理事長、慶應義塾大学教授)が「高度ITアーキテクト人材がつくる日本のDXの未来」について語ります。
  • - パネルディスカッション: 本当に企業が求める人材とは何か、パネリストには村井氏とAITACの副理事長、山下達也氏が登壇します。
  • - AITAC活動紹介: AITACの最新のe-Learningプログラムの全貌が紹介され、どのようにして人材を育成しているかが説明されます。責任者の関谷勇司氏(東京大学教授)によりその取り組みが語られます。

このように、多様な角度から日本のIT人材育成に関する議論が進められ、参加者には新たな知見と未来へのビジョンを提供することが期待されています。

出席者のプロフィール



村井純氏は「日本のインターネットの父」として知られ、80年代から90年代にかけて日本初のインターネット網の整備に尽力した実績があります。また、中村修氏は慶應義塾大学環境情報学部の教授で、情報技術の進化を先導してきた人物です。関谷勇司氏も東京大学での教授活動を通じて、IT分野の最前線で活躍しています。

開催概要



  • - 日時: 2021年7月20日(火)13:00~17:00 予定
  • - 場所: Zoomウェビナー
  • - 参加費: 無料(事前登録制)
  • - お申込み・お問い合わせ: AITAC公式サイト を参照ください。

AITACの目指す未来



AITACは、IoT/AI時代の次世代ネットワークを支える人材を育成するために設立されました。幅広い技術スキルを学べるカリキュラムを提供し、官民連携を通じた教育訓練の場を整備します。この取り組みにより、ソフトウェア技術や仮想化技術を活用し、トップアーキテクトを生み出すことを目指しています。日本のデジタル競争力を向上させるために、個々のIT人材の育成がどれほど重要か、その必要性を今一度認識する機会となることでしょう。

会社情報

会社名
一般社団法人 高度ITアーキテクト育成協議会
住所
東京都新宿区西新宿一丁目6番1号新宿エルタワー12階
電話番号

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