高校生の進路支援を強化する新たな顧問就任の背景
ハンディ株式会社が、新たに元リクルートの執行役員、瀬口篤紀氏を顧問に迎えることを発表しました。彼は2025年の3月1日から当社の事業戦略の立案に関与し、高校生の進路選択において重要な役割を果たすことになります。この決定は、全国約1,600校で利用されている高校生向け求人票管理システム「Handy進路指導室」を通じて、さらなる事業成長を目指すものです。
ハンディ株式会社のビジョン
ハンディ株式会社は「高校生の未来を応援するカンパニー」として設立され、進路選択の自己決定を促進することをミッションに掲げています。2023年7月に創業以降、高校生の就職活動を支援するためのサービスを展開し、多くの高校で採用されています。特に、厚生労働省のデータを元に算出したところによると、高校生の就職希望者の約60%が「Handy進路指導室」を利用していると言います。
瀬口篤紀氏のこれまでのキャリア
瀬口氏はリクルートでは「ホットペッパーグルメ」の創刊に携わり、飲食業界とユーザーのニーズを理解したメディアプラットフォームを構築しました。この経験は、求人数が限られた高校生にとっても重要な資産になるといえます。引き続き、彼の知見を活かし、求人企業とのマッチングをさらに進化させる取り組みが期待されています。
瀬口氏が描く進路選択支援
顧問就任にあたり、瀬口氏は「高校生の進路選択の支援は、日本の未来を支える重要なテーマ」とし、自身の経験を活かしたい意気込みを語っています。この言葉からも、進路支援が社会的に持つ意義を感じ取ることができます。
代表取締役 太田靖宏の期待
当社代表の太田靖宏氏は、リクルート時代から20年以上の付き合いがあるとし、そんな瀬口氏の顧問就任は非常に心強いと述べています。彼は、ホットペッパーが実践したカスタマー優先の事業戦略が「Handy進路指導室」の理念と一致しているとも強調しました。この相乗効果により、会社の成長が加速することが期待されます。
社会課題への取り組み
ハンディ株式会社は、社会的な課題に対する解決策をITとビジネスの力を通じて提供し、新たな市場の創出を目指します。全国1,600校以上で提供されている「Handy進路指導室」はすでにその一環として位置づけられており、高校生の就職活動のDX化に注力しています。2022年にはデジタル庁後援の『日本DX大賞』を受賞し、教育現場との連携強化も図っています。
今後、ハンディ株式会社がどのように高校生の未来に寄与していくのか、瀬口篤紀氏のアドバイスとともに期待されます。これからも引き続き、彼らの活動を注視していきたいと思います。