オカムラ、関西オカムラとの吸収合併の決定
株式会社オカムラが、2025年1月10日に開催される取締役会で、100%出資の連結子会社である株式会社関西オカムラを吸収合併することを決めました。これにより、オカムラグループ全体の統一感を高め、生産、販売、物流といったサプライチェーン全体を最適化することを目的としています。また、人材交流や教育の強化により、競争力の向上と経営効率の改善を図る考えです。
合併の詳細
1. 合併の目的
本合併の最大の目的は、株式会社関西オカムラとの統合を通じて、オカムラグループの一体感を高めることです。これにより、業務の効率性を向上させ、さらなる事業の競争力を強化することを狙っています。両社の人材を有効に活用し、より強固な成長基盤を築くことが期待されます。
2. 合併の日程
- - 合併方針決定取締役会:2025年1月10日
- - 合併決議取締役会:2025年2月14日
- - 合併契約締結:2025年2月14日
- - 実施予定日:2025年4月1日
本合併は簡易合併および略式合併とされており、株主総会は開催されません。
3. 合併方式について
会社法に基づき、オカムラが存続会社となり、株式会社関西オカムラは解散することとなります。この合併に際しては、株式その他の割当ては行われず、派生する新株予約権についても関連事項はありません。
各会社の概要
以下は、両社の概要です。
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所在地:神奈川県横浜市
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代表者:中村雅行
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事業内容:スチール家具等の製造販売
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資本金:1867億円
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設立:1946年
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所在地:大阪府東大阪市
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代表者:栗原実良
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事業内容:鋼製家具等の製造販売
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資本金:1億円
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設立:1950年
合併後の展望
本合併後も、株式会社オカムラの名称、所在地、代表者、事業内容、資本金及び決算期に関する変更はありません。合併による連結業績への影響は軽微と考えられており、グループ全体のシナジー効果を最大化することで、今後の成長が期待されます。
オカムラグループは、業界における競争が激化している中で、このような統合による効率化を図り、さらなる成長を目指していく姿勢を示しています。