牛久市「親子のはじまり お祝いボトルプロジェクト」紹介
牛久市は2025年度から新しい出産祝いの施策として「親子のはじまり お祝いボトルプロジェクト」をスタートさせることを発表しました。これは、地域の文化を背景にしながら、新たに生まれる命を祝うという素敵な取り組みです。このプロジェクトでは、牛久市で生まれたお子様のご家庭に、牛久シャトーで制作された特製ラベル付きのワインまたはぶどうジュースを贈呈します。受け取る側にとっては、記念品としての喜びに加え、地域の歴史や文化を感じる貴重な体験になります。
牛久市の「親子特区!!うしく」
このプロジェクトは、牛久市が展開する「親子特区!!うしく」の一環であり、子育て世帯の定住や移住を促進することを目指しています。市は2025年10月にこの取り組みを正式に発表し、親子が共に育ち合うことができる地域づくりを進めています。
実施される「親子のはじまり お祝いボトルプロジェクト」は、2025年に牛久市で誕生したお子様の家庭に、特製のボトルが授与される素晴らしい機会です。このボトルに使われるのは、国指定重要文化財の「牛久シャトー」で生産されたワインや、ぶどうジュース。この場所は、明治時代から続いているワイン醸造の伝統を持っており、贈呈されるボトルは、子どもたちの誕生を地域文化と共に祝う象徴的な役割を果たします。
贈呈品について
具体的には、牛久シャトーで醸造されたワインまたはぶどうジュースが特製ラベルと専用ボックスに入れて贈呈されます。これはお子様の誕生の記念品としても使われ、その後もご家庭での長い思い出に繋がることが期待されています。また、牛久シャトーは、地域の歴史と文化を象徴する存在であり、その美しい建物と醸造技術を通じて、新たな命の誕生を祝う意義も持っています。
記念ボトルお披露目式の様子
2025年11月6日には、プロジェクトの始動を記念してお披露目式が開催され、地元の家族が招待されました。当日は特製ラベル入りの記念ボトルが市長から手渡され、出席者たちは歴史あるシャトー内で写真撮影やワイン、ぶどうジュースの試飲を楽しみました。その温かい雰囲気の中で、参加した families の笑顔が印象に残りました。
参加した家族の一人は「記念になるボトルをいただけてとても嬉しいです」とコメントし、他の参加者も牛久市の魅力を語りました。自然環境が豊かで、子育てしやすい街だと感じているようです。また、公園が多くてお散歩が簡単なことや、地元の人々の温かい声かけを受けることが、子育てをする上で大きな安心感につながっていると話しました。
牛久市の市長の思い
牛久市の沼田和利市長は、「牛久シャトーは地域の歴史と文化を象徴する重要な存在であり、子どもたちの誕生を祝う贈り物を届けたいと思っています。このプロジェクトを通じて、ご家族で誕生の喜びや思い出を語り合い、深い親子の愛を育む機会になればと期待しています」とコメントしました。
お申込みの詳細
「親子のはじまり お祝いボトルプロジェクト」は、2025年12月1日から受け付けが開始されます。対象者は2025年1月1日から12月31日までに牛久市で生まれたお子様とその保護者です。贈呈品には牛久シャトー産のワインまたはぶどうジュースが特製ラベルと専用ボックスに入ってお届けされます。申し込みは市の公式サイトで行うことができ、発送は2026年2月以降、順次行われる予定です。
牛久市は、今後も親子が集える地域の魅力を高め、子どもたちがのびのびと育つ環境を整えることを目指して取り組んでまいります。