マイナビがオンライン学習プラットフォームUMUを全社導入
株式会社マイナビ(以下、マイナビ)が、ユームテクノロジージャパン株式会社のオンライン学習プラットフォーム「UMU(ユーム)」を全社的に導入することを発表しました。この取り組みは、社員一人ひとりの成長を促し、新しい挑戦への対応力を育むことを目指しています。
UMU導入の背景
マイナビは2020年頃から各部門でUMUを活用してきましたが、全社規模でのLMS(学習管理システム)が異なるシステムで運用されている状況にありました。これにより、利用者にとっての体験に一貫性が欠けていることが課題として浮上していました。
しかし、各部門の評価が高いUMUを全社的に正式に採用することで、この課題を解消することができると判断しました。今回の導入により、部門間での知識共有が促進され、全社的にポータブルスキルの標準化が進むことが期待されています。
プラットフォームの目的と展望
マイナビの人事企画本部の上澤田真吾氏は、「UMUを利用することで、社員が自らの成長を感じ、未来へと進むための基礎を築ける」と述べています。「いつでもどこでも誰でも学べる」環境を整備し、社員が自律的にキャリアを形成できるような仕組みを作ることで、組織全体の活性化を目指しています。
今後は、研修の前後を含めた学習体験が進化し、全社員が同水準の教育を受けられるようになることが期待されます。これにより、社員のデジタルリテラシーの向上が加速し、より柔軟で高度な人材育成が実現する見込みです。
UMUを選んだ理由
デジタルテクノロジー戦略本部の坂本一弘本部長は、UMUを導入した理由を明確に述べています。「UMUは、各部署の独自性を保ちつつ横断的に共有できる仕組みや、運用負担を軽減し、他の主要システムとスムーズに連携する機能を持っていました」と語ります。
この決定によって、マイナビは人材育成のための新たなステップへと進むことになります。マイナビは今後、全社員が同じ土台で学ぶこも重要視し、デジタル人材を育成する環境を整えていきます。
UMUの特長と導入実績
UMUは、AI技術と学習科学を融合させたラーニングプラットフォームで、「U(あなた)、Me(私)、Us(私たち)」をテーマにした学び合いの場を提供します。マイクロラーニングやビデオ会議、AIコーチングを含む多様な機能を備え、世界203の国と地域で100万社以上の導入実績があります。日本国内でも約28,000社、例えば日本生命やパナソニック、アステラス製薬などが利用しており、手厚いサポートが評価されています。
このように、UMUは柔軟で効率的な学びの場を提供するだけでなく、社員の成長をサポートする重要な要素となりつつあります。マイナビがUMUを全社規模で導入したことで、全社員が自らの可能性を広げていくことが期待されており、今後の展開が目が離せない状況です。
会社概要
- 所在地: 東京都千代田区一ツ橋一丁目1番1号
- 代表: 土屋芳明
- 設立: 1973年8月15日
- 事業内容: 新聞発行、電子出版、就職情報提供等
- URL:
マイナビ公式サイト
- 所在地: 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-5リンクスクエア新宿16F
- 代表: 松田しゅう平
- 設立: 2018年2月9日
- 事業内容: ラーニングプラットフォームのUMUの販売
- URL:
UMU公式サイト
この新たな取り組みを通じて、マイナビがどのように進化していくのか、今後の動向に注目が集まります。