株式会社M&Aコンサルティング、新経営体制への移行を発表し組織改革を実施

株式会社M&Aコンサルティングが新経営体制への移行を決定

株式会社M&Aコンサルティング（本社：東京都港区）は、2024年10月1日から新しい経営体制に移行することを決定しました。この移行に伴い、スケール・コンサルティング部、経営企画部、法務部の3つの新部門を新設し、3名の執行役員が任命されることが発表されました。これにより、同社の組織体制が大幅に変更されることとなります。

経営体制移行の背景

この新しい経営体制への移行は、中小M&A市場が急速に拡大している中で、同業他社との差別化を図るための戦略的施策として位置付けられています。特に、コンサルティング事業におけるサービスの質を向上させ、コンプライアンス体制を強化するための取り組みが求められています。

新設されるスケール・コンサルティング部では、日本全国の中堅企業及び上場企業を対象に、高品質のソリューションを提供していく計画です。経営企画部は、M&A仲介ビジネスの特性を踏まえ、ソーシングやマッチング、エグゼキューションの標準化を図り、サービスの質向上に努めます。そして法務部は、昨今の中小M&A市場で重要視されるコンプライアンス強化を図り、クロスボーダー案件への対応も進めていく方針です。

新執行役員の紹介

新たに任命された執行役員は以下の通りです：

- 吉川達夫（法務部長）
- 照山泰隆（コンサルティング部長）
- 駒田知之（経営企画部長）

それぞれの執行役員は、豊富な経験と専門知識を持ち、今後の成長に大きく寄与する期待が寄せられています。特に、吉川氏は米国弁護士資格を持ち、多国籍企業での法務業務に携わった経験があり、法務体制の強化が期待されます。照山氏はM&A仲介業務の新しいアプローチを進め、駒田氏は企業の成長戦略を担当することになります。

経営者のメッセージ

代表取締役の土橋裕太氏は、今回の組織再編が同社の中長期的な経営戦略の実現に向けた重要なステップであると強調しました。新設された各部門の目的は、顧客に対してより高い価値を提供し、期待に応える企業へと進化することです。

まとめ

株式会社M&Aコンサルティングの新経営体制への移行は、競争の激しいM&A市場において、さらなる成長と優れたサービス提供を目指すものです。新設された部門と執行役員の下、同社は新たな成長ステージへの大きな一歩を踏み出します。今後も、顧客やステークホルダーに期待される企業として、全社一丸となったさらなる取り組みが進められていくことでしょう。