日本初のアジャイルのカタ認定研修が始まります！

日本初のアジャイルのカタ認定研修の提供開始

最近、サーバントワークス株式会社（本社：神奈川県相模原市）は、「アジャイルのカタ（Agile Kata）」に基づく認定研修の提供を開始しました。このプログラムは、世界中のアジャイル実践者たちが注目している手法で、長沢智治代表が日本で初めて認定トレーナーとして認定されました。この機会に、国内のアジャイル実践者たちが現場に即した形で「アジャイルのカタ」を習得し、実践することが可能になります。

アジャイルのカタとは？

「アジャイルのカタ」は、企業がデジタルトランスフォーメーション（DX）や組織改革を進める中で直面する課題を解決するために考案された新しいアプローチです。アジリティやアジャイルの実践が求められる一方で、フレームワークを単に導入しただけでは文化の変化にはつながりません。

このため、アジャイルのカタは、トヨタに根付く「改善のカタ」や「コーチングのカタ」から着想を得た継続的な改善と組織の変革を促進するための共通パターンを提供します。手法そのものではなく、「行動様式」を根本から変革することで、チームや組織全体にアジリティを内在化させることを目指します。

このアプローチにより、アジャイルの原則を日々の実践で繰り返し実行し、プロセスやフレームワークに依存せずに本来のアジリティを発揮できるようになります。

アジャイルのカタの特徴

1. プロセスやツールからの解放：多すぎるプロセスやツールに依存せず、フレキシブルな適応力を育てます。
2. 改善のルーティンを定着：科学的思考に基づき、定期的に改善を行うことが可能です。
3. アジャイル思考の浸透：フレームワーク依存から脱却し、本来のアジャイル思考を獲得できます。

認定トレーナー長沢智治の役割

今回の研修の第一回目は、長沢智治氏が認定トレーナーとして指導します。長沢氏はアジャイルやDevOpsの専門家として、日本国内での研修を手掛けており、自らの経験を基に参加者に実践的な知識を提供します。彼は2021年に「アジャイルのカタ」ホワイトペーパーの日本語訳を担当し、以降もJoe Krebs氏との共同活動が続いています。

Agile Kata Pro認定研修コース

Agile Kata Pro認定研修は、参加型の演習中心のコースです。このコースでは、受講者がアジャイルのカタの理念や、アジャイルコーチ、ビジネスリーダー、アジャイルチームの役割について深く理解することができます。研修を受け終えた後には、認定試験に合格することでAgile Kata Pro Foundationの資格を手にすることができます。