京都経済短期大学近藤ゼミが導入する『マネーフォワード クラウド』
株式会社マネーフォワードは、京都経済短期大学の経営情報学科に所属する近藤ゼミへ、バックオフィス向けのSaaS型サービス『マネーフォワード クラウド』を無償で提供することを発表しました。このプログラムは、学生たちが実践的な経理業務を学ぶために設計されており、特に模擬株式会社の設立から解散までをトレーニングする「創業体験プログラム」の一環として行われます。
近藤ゼミでは、学生たちがリアルなビジネス環境を体験できるよう、模擬株式会社の運営を通じて経理、会計といった実務スキルを身につけています。今年度は、特に学園祭と地域のマルシェでの運営を予定しており、これを通じて『マネーフォワード クラウド』を実際に活用し、会計業務や経理処理を体験することになります。
学生たちの実践的学び
学生たちは、このプログラムを通じて、商品の売上管理やコスト管理に加え、電子帳簿保存法や最近施行されたインボイス制度についても学んでいく予定です。 さらには『マネーフォワード クラウド経費』を活用し、経費申請や精算業務の実務経験も積むことができます。これにより、学生たちは将来のIT人材としてのスキルを身につけることができ、企業が求める経理人材の育成にも寄与します。
背景と目的
調査報告によれば、国内の多くの企業がデジタルトランスフォーメーション(DX)の重要性を認識する一方で、DXを進めるためのスキルや人材が不足している現状があります。マネーフォワードはこの課題を受け、次世代の経理担当者を育成するために、教育機関との連携を強化しています。実際、これまでも中央大学商学部において同様の取り組みを行っており、今回の京都経済短期大学への提供は第二段となります。
2024年度の具体的な取り組み
2024年度の近藤ゼミでは、学園祭に加えて新たに地域のマルシェへ出店する計画があります。これにより、学生はより多くの場面での経理業務や資金調達からの一連の流れを実践的に体験できるようになります。活動の始まりは夏期休暇期間から行われ、事業内容決定後には、模擬株式会社の設立、運営、そして最終的な会計監査や株主総会に至るまでの一連の流れを体験します。
具体的には『マネーフォワード クラウド』を駆使し、以下の業務に取り組む予定です:
- - 経理業務における『マネーフォワード クラウド会計』の利用
- - 経費申請に関する『マネーフォワード クラウド経費』の実施
教員からのコメント
近藤汐美教授は、「ゼミでは実際のビジネスの流れを通じて経営や会計を学ぶことが非常に重要です。『マネーフォワード クラウド』を使用することで、リアルタイムで財務諸表の更新や、迅速な経営判断が可能となります。この貴重な体験を通じて、学生たちがビジネスの現場で求められるIT能力を身につけることを期待しています」とコメントしています。
マネーフォワードが提供するこの取り組みは、今後も他の大学と連携しながら新しい教育プログラムの開発を視野に入れて進められる予定です。
会社情報
所在地:京都市西京区大枝東長町3-1
公式サイト:
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所在地:東京都港区芝浦 3-1-21
代表者:辻庸介 CEO
設立年:2012年
公式サイト:
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まとめ
マネーフォワードのクラウドサービスを通じて、学生たちは実務的な知識とスキルを習得し、未来の経理業務を担うIT人材に成長するチャンスを得ています。このような取り組みが全国に広がることで、次世代のビジネス環境がより一層充実することが期待されます。