ネオス、インディーゲームパブリッシング事業をスタート
テクミラホールディングスの子会社であるネオス株式会社が、新たにインディーゲームのパブリッシング事業を開始します。今回特に注目されるのは、従来の「neos」とは異なる、新しいレーベル「IndieTech Games」が立ち上がることです。このレーベルを通じて、良質なインディーゲームを日本を含むワールドワイドに展開することを目指しています。
ネオスの成長と市場の拡大
ネオスは、2019年からNintendo Switch向けのゲームソフトの企画・開発・販売を開始し、2021年には大ヒット作『クレヨンしんちゃん 『オラと博士の夏休み』~おわらない七日間の旅~』をリリースしました。この作品は全世界へ展開され、累計出荷数は50万本を超えました。さらに、昨年発売の『クレヨンしんちゃん『炭の町のシロ』』も好評を博し、30万本以上の出荷を記録しました。これらの成功から、ネオスはマーケティングや販売において豊富な経験を持つ企業として知られています。
インディーゲームのパブリッシングの重要性
最近では、世界中の多くのインディーゲームが存在するにもかかわらず、様々な理由で流通されていない作品が増えてきています。ネオスはそのような魅力的な作品に光を当て、開発者や権利者がパブリッシングできないインディーゲームを広める使命を持ち、力強く挑戦するために「IndieTech Games」を設立しました。これにより、数多くのインディーゲームが世界中のゲーマーに届くことを目指しています。
新レーベル「IndieTech Games」の展望
この「IndieTech Games」では、キャラクター、美術、ストーリーに重きを置いた厳選されたタイトルを提供していく予定です。開発者が自信を持って自らの作品をパブリッシュできるよう、厳しい基準を設けたゲームレーベルを志向しています。
初期タイトルの発表
レーベル設立に伴い、最初のリリースタイトルも発表されています。以下はその詳細です:
PIGROMANCE
- - ジャンル: アクションパズル
- - 開発元: GRAVITY(韓国)
- - プラットフォーム: Nintendo Switch
- - レーティング: CERO C
- - 発売地域: 全世界
- - 対応言語: 日本語、英語、韓国語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語、簡体中文、繁体中文
SEDAP!~絶品!アジアンクッキングアドベンチャー~
- - ジャンル: アクションアドベンチャー
- - 開発元: kopiforge(シンガポール)
- - プラットフォーム: Nintendo Switch
- - レーティング: 審査予定
- - 発売地域: 日本、韓国、台湾、香港、東南アジア
- - 対応言語: 日本語、英語、韓国語、インドネシア語、フィリピン語、マレー語、簡体中文、繁体中文
サンセットヒルズ
- - ジャンル: パズルアドベンチャー
- - 開発元: Cotton Game(中国)
- - 権利元: アスミック・エース(日本)
- - プラットフォーム: Nintendo Switch
- - レーティング: 審査予定
- - 発売地域: 日本、韓国、東南アジア
- - 対応言語: 日本語、英語、韓国語、簡体中文、繁体中文
これらのタイトルに関する最新情報は、IndieTech Gamesの公式SNS(X、Instagram、Facebook)を通じて随時発信される予定です。
まとめ
ネオスの新しい試みは、特にインディーゲームの世界に新しい風を吹き込むものになるでしょう。パブリッシング業界におけるネオスの成長と、大きな可能性を秘めたインディーゲームの発展に期待が高まるばかりです。今後の展開に目が離せません。