岩手県滝沢市に誕生したペット保護の新拠点「ペットの里」
2023年9月20日、岩手県滝沢市に世界最大級のペット保護施設「ペットの里」がオープンしました。この施設は、敷地面積が約12万坪で、ベルリンの動物保護施設の約2倍の広さを誇ります。オープニングイベントには、滝沢市市長の柳村典秀氏も参加し、「この施設の開園は地域活性化に非常に貢献するものである」と喜びを表しました。
「ペットの里」は、一般社団法人ペットの里が運営しており、国内各地で活動するシェルターとの連携を強化することを目的としています。特に、東京オリンピックの日を目指して進められる『ZERO JAPAN(ゼロジャパン)プロジェクト』の象徴となる将来の目標として、殺処分ゼロを掲げています。このプロジェクトは、企業やシェルターとの連携によって様々な取り組みを行う予定です。
「あなたにできることがきっとある、一歩踏み出そう!」というコンセプトのもと、里親やボランティアの募集活動、プロジェクト商品の共同開発、募金型キャンペーンの実施など、多岐にわたる施策を通じて地域の動物保護を支えていく構えです。すでに、10社を超える上場企業がこのプロジェクトの趣旨に賛同し、協力の意向を示しています。
施設概要と運営
「ペットの里」は、次のような基本情報を持っています。
- - 施設名:ペットの里
- - 運営元:一般財団法人 ペットの里
- - 開設日:2014年9月20日
- - 敷地面積:12万坪
- - 所在地:岩手県滝沢市鵜飼臨安102番地
この新しい施設は、訪れる人々にとっても動物たちにとっても安らぎを提供する場所となることでしょう。地域住民や訪問者は、この施設でさまざまなイベントを楽しみながら、ペット保護活動にも参加できるようになります。
参加団体と支援企業
「ペットの里」の運営には、さまざまな協力団体や企業も参加しています。以下に挙げる団体は、特に支援を行い、地域のペット保護活動をご支援しています。
- - 一般社団法人日本介護協会
- - 一般社団法人エメラルド倶楽部
- - 一般社団法人日本元気丸
参加企業も多岐にわたり、アニコム ホールディングスやイートアンド、SBSホールディングスなどの名だたる会社が名を連ねています。このように、多方面からの支援が結集することで、施設の運営はよりスムーズに進むことが期待されます。
今後の展望
「ペットの里」は、今後も地域とのパートナーシップを大切にし、動物愛護の意識を高める活動を続けていくことを目指しています。また、ペット保護の新時代を築くために、全国のシェルターやボランティアと連携しながら、殺処分ゼロを目指す理念を実現していくことが求められています。
「ペットの里」は、単なる施設に留まらず、地域が一体となり未来のペット保護のあり方を模索するための重要な拠点となることでしょう。