新たな地域ブランド「トヤママーケット」の法人化
富山大学の学生が立ち上げた地域ブランド「トヤママーケット」が、2026年2月に一般社団法人として新たな一歩を踏み出します。このプロジェクトは、地域文化や魅力を若者の視点で再編集し、発信することを目的としています。これまでの学生主体の活動から、今後は法人化を通じて、より持続可能な事業へとシフトしていきます。
法人化の背景
「トヤママーケット」は、富山大学マーケティング研究会の学生たちが集まり、2025年にスタートしたプロジェクトです。「デザインの力で地域を元気にしたい」という理念のもと、富山の景観や文化をテーマにしたオリジナルTシャツやステッカーの制作を行い、地域への愛着を表現する場を提供してきました。このように、地域に根ざした活動を通じて、若者の声を地域に反映させる「ボトムアップ型」のプロジェクトが、法人化によってさらに広がりを見せることになります。
富山大学との連携
法人化に伴い、「トヤママーケット」は富山大学と商標使用に関する許諾契約を締結し、大学公認のカレッジTシャツの制作・販売を開始します。学生たちの独自のデザインが取り入れられたカレッジウェアは、日常的に着用したくなるスタイルを目指しています。
販売展開計画
2026年7月1日から、初めての販売が「くまざわ書店マルート店」で開始される予定です。また、大学祭や地域イベントでの出店を通じて、様々な人々と直接触れ合える機会を増やし、地域ブランドとしての認知度を高めていく方針です。学生たちは、自ら企画・販売・発信を行い、地域住民とのコミュニケーションを深めていくことで、地域との関わりをより強固にしていくことを目指しています。さらに、将来的には常設店舗の開設を検討しており、トヤママーケットの世界を体験する拠点を作ることを計画しています。
主な取り組み内容
1.
地域をデザインしたオリジナルグッズの企画・販売
富山の文化や資源をテーマにしたグッズの開発を進めます。ローカルスタイル株式会社の支援も受けながら、多様なプロダクトを提案していきます。
2.
企業コミュニケーション支援
株式会社就活ラジオとの連携を通じて、若年層に企業理念や魅力を届ける取り組みを展開します。地域企業のブランディングを支援し、学生の視点で新たなコミュニケーションを創出します。
3.
クリエイティブ連携
株式会社ビーンズ・クリエイティヴ・ディレクションズと協力し、デザインクオリティの向上と様々なクリエイティブな制作に対応していきます。
今後の展望
「トヤママーケット」は、書店や大学、地域イベントなど多様な販売接点を通じたコミュニケーションを重視し、単なる商品販売にとどまらない関係作りを進めていきます。これにより訪れる人々との深い絆を生み出し、地域との関係を「消費」から「参加」へと深化させることを目指します。また、学生が卒業後も地域に関わり続けられるような仕組みも整え、富山の地元企業や伝統工芸の魅力を新たな商品として発信し、地域の価値を可視化していく予定です。
この取り組みを通じて、若者が誇れる持続可能な地元ブランドの形成を進め、中国からの観光客の関心を引き寄せることを目指しています。トヤママーケットの今後の展開にぜひご期待ください。