ベネッセ、北東北初の有料老人ホームを盛岡市に開設

北東北初の有料老人ホーム『リハビリホームボンセジュール菜園』

株式会社ベネッセスタイルケアは、2025年5月1日に岩手県盛岡市に北東北初の有料老人ホーム『リハビリホームボンセジュール菜園』をオープンすることを発表しました。この新しい施設は、高齢者向けのケアを提供するだけでなく、地域の方々に向けた情報発信の場ともなります。

オープニングイベントの開催

オープンを記念し、2025年4月29日には特別なセミナーが実施されます。岩手医科大学の脳神経内科・老年科教授、前田哲也先生を講師に迎え、「認知症について学び、理解を深める」というテーマで講演が行われる予定です。このセミナーは、ご高齢者やその家族にとって非常に関心が高い内容となっており、参加は無料です。ただし、定員が150名のため、事前の予約が必要です。

セミナー詳細

- 日時: 2025年4月29日（火）14:00～16:00（13:30開場）
- 会場: 岩手教育会館2階多目的ホール（岩手県盛岡市大通1-1-16）
- 参加費: 無料（要予約）
- 予約・問い合わせ: TEL 0120-02-3715（9:00～18:00）

このセミナーは認知症に関する基礎知識や、最近の新薬の導入による早期治療の重要性などが取り上げられ、参加者は多くの情報を学ぶことができるでしょう。セミナー後には、興味のある方々に『リハビリホームボンセジュール菜園』の完成披露内覧会も実施されます。

リハビリホームボンセジュール菜園の特徴

新設予定の『リハビリホームボンセジュール菜園』は、盛岡市に立地し、入居者が能動的に生活できる様々な取り組みを用意しています。居室は全て個室で、快適に暮らせる環境が整っています。

主な施設概要

- 開設日: 2025年5月1日予定
- 居室数: 71室（定員86名）
- 建物構造: 鉄筋コンクリート造、地上6階建て
- 利用料金: 様々な支払い方法があり、月額利用料はプランによって異なる。

入居者一人ひとりの生活によりそった介護を実施するため、専門のスタッフが常駐し、リハビリメニューの提案やサポートが行われます。また、施設内にはリハビリ機器が充実した機能訓練スペースやオープンな空間のダイニングルームなども設けられており、社交の場として利用できます。

加えて、食事は地元の新鮮な食材を使ったメニューが提供され、入居者の健康と満足に配慮された料理が日々の楽しみとなることでしょう。

今後の展望

ベネッセスタイルケアは、30年以上にわたり介護事業を展開してきた経験を基に、地域の高齢者が安心して暮らし続けられる社会の実現に向けてさらなる取り組みを展開していきます。『リハビリホームボンセジュール菜園』を通じて、地域に貢献し、利用者の品質の高い生活を支えるサービスを追求していく計画です。

新しい時代の介護施設がどのように生まれ変わるのか、多くの期待が寄せられる中、ベネッセの挑戦に注目が集います。