BEFFY、育児×テックの未来を切り開く資金調達を実施

未来の育児を支えるBEFFY株式会社の新たな挑戦

ベビーグッズの口コミサイト「Babiew」の運営を行うBEFFY株式会社が、新たな資金調達を行った。東京都渋谷区に本社を構える同社は、代表取締役CEOの金木りな氏のもと、妊娠から出産、さらには育児において必要な情報を提供しながら、育児を楽しむためのプラットフォームを提供している。

資金調達の背景

このたびの資金調達には、鈴木おさむ氏が代表を務めるtoC向けファンドや、きらぼしコンサルティングが設立したファンドの支援が含まれる。調達資金の使途は、主にプロダクトの改善や人材採用による組織の拡大、そしてサービスの認知度向上に使用される予定である。これは、共働き世帯が増加する中で、育児の負担を軽減するための一環であり、急成長が見込まれる分野だ。

Babiewの魅力と「リアルな声」

「Babiew」は、ベビーグッズ購入時の意思決定において92%のママパパが口コミを参考にしているという調査結果を受け、「使用体験に基づく信頼できる口コミ」という独自の価値を提供している。そのため、ママとパパのリアルな声を大切にし、出産準備や商品購入時に役立つ情報を集約したプラットフォームとして成長を遂げている。

新たな育児体験の創出

BEFFYは「ママもパパも毎日を心から楽しめるハッピーな世界を創出する」ことを目指し、データを活用したサービスの拡充や新たな購買体験の構築に力を入れている。特に、産後ケア施設との提携により、「リアルな場」と日常の購買行動をつなげる新しい形の子育て支援を実現している。これは、口コミや広告に依存せず、「信頼でつながる子育ての新しい形」を生み出していると、多くの支持を受けている。

投資家の期待

この資金調達に関して、スタートアップファクトリー代表の鈴木氏は「BEFFYに出資できることを心からワクワクしています」とコメントしており、同社の姿勢や理念に強く共感していることを明かした。また、きらぼしコンサルティングの岩田氏も、ママ・パパのリアルな声を基にした購買体験の向上に共感し、ベビー・マタニティ領域の挑戦に対する期待を寄せている。

これからの展望

金木CEOは、「今回の資金調達をもとに、妊娠期から子育て期のママ・パパにとって必要不可欠なインフラを整備し、より多様化する育児ライフを支える商品開発を進めていきます」と意気込みを語った。AI時代の今だからこそ、一人ひとり異なるリアルな口コミはその価値を増しており、「温度のある信頼感」がブランドやサービスの重要な要素であると日々実感しているとのこと。