人口減少を希望に変える新しい視点SET Podcastが始動!
近年、日本は人口減少という課題に直面しています。この問題は一見すると暗い未来を予感させますが、あるNPO法人はこの状況を希望の光と捉え、未来へ向けた新しい視点を提供しています。それが、陸前高田市に本拠を置く認定特定非営利活動法人SETです。
SETとは?
SETは、2011年の東日本大震災の発生直後に設立された団体で、若者と地域住民が協力しながら互いに成長し合うプログラムを提供しています。特に、岩手県を中心に様々な地域活動を行い、人口減少の中でも地域の活性化に寄与してきました。2025年11月には「第20回オーライ!ニッポン大賞」の内閣総理大臣賞を受賞し、その活動が高く評価されました。
新ポッドキャストシリーズの始動
この度、SETは新しいポッドキャストシリーズ「人口減少時代の'新しい豊かさ'を語り合うSET Podcast」を始めました。そして、その中の特別企画「SETの未来をのぞくシリーズ」が2025年12月12日から配信を開始します。このシリーズは全5回にわたり、SETの15年間にわたる活動を振り返りつつ、未来の展望を語ります。
シリーズの概要
- - 状態: 毎週金曜日に新しいエピソードを配信
- - プラットフォーム: Spotify、Amazon Music
エピソード内容
1.
第1回: 「人口減少」は希望か? NPOが語る若者が田舎を目指す理由
2.
第2回: 若者のモヤモヤが希望に変わるまで
3.
第3回: 若者と田舎の出会いがもたらす奇跡
4.
第4回: 田舎が若者を豊かにする場所になるために
5.
第5回: 2050年の日本は人口減少を豊かさに変える?
取り組みの意義
このポッドキャストでは、人口減少という現象が単なる数の問題ではなく、人と人とのつながり、地域の絆を育む可能性があるのではないかという仮説を探ります。理事長の三井俊介氏は、「人口が減ることよりも、人と人の関係がどう育まれるかが重要であり、その蓄積が地域の未来を作っていく」と語っており、このシリーズを通じてその考えをリスナーに届けたいとしています。
コミュニティとの協働
SETは、地域のニーズに応じたプログラムを展開し、若者が地域とのつながりを持つ場を提供しています。ここでは、修学旅行民泊プログラムや大学生・社会人の参加するワークショップなどが行われており、年間で5,000人以上がその活動に参加しています。これにより、地域への新しい視点を持った若者たちが育っていくのです。
未来へ向けたメッセージ
SETは、震災後の復興活動から始まり、今では人口減少という大きな社会的課題に向き合う活動へと進化を遂げました。今後のシリーズが多くの人々にとって新たなインスピレーションとなり、地域づくりや社会貢献の意義を再認識するきっかけとなることを期待しています。
SETの活動や最新情報については、公式サイトをご覧ください。
SET公式サイト