江戸出版文化展
2025-03-28 12:34:39

江戸時代の出版文化を探る特別展~国立公文書館の魅力~

江戸時代を彩る文化の探訪



令和7年春、東京都千代田区に位置する国立公文書館では、「書物がひらく泰平-江戸時代の出版文化-」という特別展が開催されます。この展覧会では、江戸時代における出版の歴史や文化に焦点を当て、印刷技術の進化や文学の多様な表現方法を紹介しています。展覧会は2023年3月20日から5月11日までの長期間にわたって行われ、誰でも自由に入場できます。

江戸時代の印刷技術と文学の広がり


江戸時代においては、印刷技術が飛躍的に発展し、大量印刷や多色刷りの技術が確立されました。これにより、さまざまな文学作品が広く流通するようになり、一般市民も文化を享受できる時代へと変化していきました。しかし、一方で厳しい出版統制が敷かれており、人気作家や出版社が処罰される事件も発生しました。そのような複雑な状況を踏まえ、特別展では近世文学作品を中心に、江戸時代特有の版本を展示し、当時の出版文化の流れを理解する手助けをします。

まなびシートで楽しむ学び


会場の入口では、特別展に関連した「まなびシート」が配布されています。シートには、展示の見どころを楽しむための問題が掲載されています。ヒントとなる展示資料には目印がついているため、参加者はシートを手に取りながら、展示を楽しむことができます。この方法で学びながら観覧することで、より深い理解が得られるでしょう。

音声ガイドで詳しく理解


会場の展示では、特別展の見どころを丁寧に解説した音声ガイドも用意されています。個人のスマートフォンやタブレットを使用し、展示ケース近くのQRコードをスキャンすることで、音声ガイドを楽しむことができます。鑑賞時にはイヤホンをお持ちいただくと、より一層クリアに音声をお楽しみいただけます。これは、江戸時代の文化についての知識を深める絶好の機会です。

創造力を刺激するぬりえコーナー


特別展では、展示資料の画像を使った「ぬりえ」のコーナーも設けられています。例えば、著名な画家・葛飾北斎が描いた『源氏一統志』の挿絵など、いくつかのデザインが用意されています。会場には色鉛筆も用意されているため、来場者は自分の創造力を発揮して、思い思いの色で絵を彩ることができます。江戸時代の名画に触れながら、アートに親しむ大変貴重な機会となるでしょう。

動画を通したさらなる学び


展示ホールの中央に設置されたモニターでは、江戸時代の出版文化や近世文学に関する専門的な用語解説の動画が上映されています。この動画を視聴することで、特別展の理解をさらに深めることができ、訪れる価値を一層高めることでしょう。

展示概要


  • - 特別展タイトル: 書物がひらく泰平-江戸時代の出版文化-
  • - 開催期間: 令和7年3月20日(木・祝)~5月11日(日)
  • - 会場: 国立公文書館 東京本館1階展示ホール
東京都千代田区北の丸公園3-2
  • - アクセス: 東京メトロ東西線 竹橋駅 1b出口から徒歩5分
  • - 開館時間: 午前9時15分~午後5時00分 (毎週金曜日は午後8時まで延長)
  • - 入場料: 無料(予約不要)

国立公文書館の公式ウェブサイトに詳細情報が掲載されていますので、ぜひ訪問前にご覧ください。特別展を通じて、江戸時代の文化や歴史を楽しく学ぶチャンスをお見逃しなく!


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会社情報

会社名
独立行政法人国立公文書館
住所
東京都千代田区北の丸公園3-2
電話番号
03-3214-0621

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