2025年の住宅事例ランキング発表!
家づくりのマッチングプラットフォーム《SUVACO(スバコ)》が、2025年における住宅事例ランキング「いい家・オブ・ザ・イヤー2025」を発表しました。このランキングは、750件以上の新たな住宅事例の中から、ユーザーの「いい家!数」や「お気に入り数」を元にして選ばれたもので、特に注目を集めています。
ランキング1位から3位の紹介
1位: 708号室(マンションリノベ)
この事例は360°納谷新によるもので、化学物質の影響を受けない素材や防音対策が施されています。リビングと水回りが優雅につながりを持ちながら、床材や壁材が慎重に選ばれていて、その魅力を引き立てています。シンプルで普遍的なデザインは、30年後も忘れられない美しさを保つでしょう。
2位: 森に佇む別邸 斜面地に建てた二拠点住宅
エキップの手掛けたこの住まいは、昭和40年代に開発された別荘地を背景にしています。吹き抜けから差し込む光がこの空間を非日常的なものに。親から受け継がれた土地で作られた、家族の歴史を感じる住まいです。
3位: +Outdoor Living
こぢこぢ一級建築士事務所の小嶋良一が設計したこの事例は、世代間のつながりを感じさせる「家族がつながる一体感」を重視したもの。次世代への継承も兼ね備えた半外空間は、プライバシーを保ちながらも一緒に過ごす時間を出発点にしています。
2025年の家づくりの傾向
ミラタップの住宅事業部長・會田敦史によると、2025年にはいくつかの重要なトレンドが見られるといいます。
1. 親族所有の不動産活用が増加
親族が所有する土地や不動産を利用した新築やリノベーションが増えると予測されています。これにより、不動産コストを抑え、建物や内装費に回すことが可能になるでしょう。
2. スペースパフォーマンスの重要性
都市部の不動産価格が上昇し、限られた空間を最大限に活用することが必須です。部屋を分けず、家具や仕切りによってさまざまな用途を持つ空間にする設計が人気を集めています。
3. 住宅性能へのこだわり
耐震性や断熱性は今や住宅に不可欠な要素です。住宅そのもののスペックだけでなく、住まい手の快適性や生活の質を重視する動きが広がっています。
住宅ローンの長期化
不動産価格の高騰により、特に若年層にとって住宅ローンの長期化が進んでいます。最近では「50年固定金利ローン」に対する関心も高まっており、ライフプランやキャリア形成を考えた住宅購入が多く見られるようになっています。また、家計計画の重要性も増し、専門家や企業に対するニーズが高まることが予想されます。
業界の未来へ
《SUVACO》は、優れた住宅事例を多数掲載し、家づくりを希望する人たちを支えています。今後もユーザーのニーズに応じた情報提供や専門家とのマッチングを行い、より良い住環境づくりに寄与していくことでしょう。
詳しくは、
SUAVOの公式ページをご覧ください。