知的障がい者サッカーの未来を切り拓く！ID SOCCER CARAVAN in 青森の取り組み

ID SOCCER CARAVAN で知的障がい者サッカーを知ろう

青森市で開催される「ID SOCCER CARAVAN」は、特定非営利活動法人日本知的障がい者サッカー連盟（JFFID）が主催するイベントです。このイベントは、知的障がい者スポーツの振興を目的としており、地域における交流を促進することを目指しています。

プロジェクトの背景

この取り組みは、公益財団法人日本パラスポーツ協会からの委託を受け、知的障がい者とサッカーとの出会いの機会を提供することを目的としています。イベントでは、サッカー体験や知的障がいの特性に関する講義が行われ、参加者が理解を深めることが期待されています。さらに、来年の全国障がい者スポーツ大会「青の煌めきあおもり障スポ」に向け、知的障がい者サッカーに対する関心を高め、選手の発掘を目指します。

イベントの概要

日程: 令和7年9月27日（土）〜28日（日）
場所: 青森県立青森第二高等養護学校
費用: 無料

主催はJFFID、共催は東北知的障がい者サッカー連盟、協力は青森県青森第二高等養護学校です。後援には青森県や青森県サッカー協会、青森県教育委員会など、地域の多くの団体が名を連ねています。

プログラム内容

1日目

- 講習会: JFFIDによる事業紹介やビジョンの共有、7種の障がい者サッカーについての説明が行われます。また、クラッチを使用したアンプティサッカーや、アイマスクと音の鳴るボールを使用したブラインドサッカーといった様々な体験が用意されています。知的障害の特性やメディカルについての座学も行い、特性を考慮したエンジョイコースのメニューが紹介されます。

2日目

- 知的障がい児者向けイベント運営協力: 参加者はエンジョイサッカー教室や青森県選抜チームの練習体験に参加し、サッカーの楽しさを実感します。全体の振り返りや意見交換会で学びを深めることも重要なポイントです。そして特に注目すべきは、28日には知的障がい者サッカーの元日本代表選手が来場予定で、リアルな経験を通じて参加者の興味を掻き立てる機会が設けられています。

参加者への期待

このプロジェクトを通じて、特性を理解した指導者や支援者が増えることが見込まれます。そして、地域の知的障がい児者が「誰もがいつでもどこでも」サッカーを楽しめる環境が整うことを願っています。これは、青森県内だけでなく、日本全体の知的障がい者サッカーの発展に寄与する重要なプロジェクトとなります。

参加お申し込み

参加は事前申し込み制で、締切は9月26日（金）正午までです。詳細は公式サイトからご確認ください。

公式サイト

このイベントは、知的障がいを持つ人々にサッカーの楽しさを伝える貴重な機会であると同時に、地域社会全体で支え合う姿勢を促す重要な一歩となります。青森市での「ID SOCCER CARAVAN」に、ぜひご参加ください。