シンカとROBOT PAYMENTの業務提携
2023年も進展が続く企業間の業務提携において、特に注目されるのが株式会社シンカと株式会社ROBOT PAYMENTの新たな取り組みです。両社は、未収金や督促業務の効率化、顧客対応のハラスメント問題に向けて、革新的なソリューションを共に開発することを発表しました。
業務提携の背景と目的
企業が市場で直面する未収金や督促業務は複雑であり、顧客対応の際に発生するハラスメントは、業務効率を低下させる大きな要因となっています。このような課題を解消するため、シンカはROBOT PAYMENTとの連携を決定しました。
シンカが提供する「カイクラ」は、電話、メール、SMS、ビデオ通話など、さまざまなコミュニケーション手段を一元管理できるプラットフォームです。このシステムを通じて、企業の顧客対応をよりスムーズにし、未収金や貸し倒れリスクを軽減することが期待されます。
一方で、ROBOT PAYMENTはインターネット決済代行サービスを長年展開しており、「サブスクペイ」や「請求管理ロボ」など、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)をサポートするプロダクトを持っています。両社の連携により、未収金やハラスメント問題を解決する新たなサービスの創出が目指されています。
連携の詳細
業務提携を通じて、シンカのコミュニケーションプラットフォームとROBOT PAYMENTの決済プロダクトが相互に連携します。この協働によって、企業は顧客とのコミュニケーション特性を把握し、督促業務の改善やカスタマーハラスメント対策をより効果的に行うことが可能になります。
株式会社シンカの代表取締役社長、江尻高宏氏は、「ITで世界をもっとおもしろくという理念のもと、カイクラを通じてROBOT PAYMENTとの連携を強化し、新しいサービス展開を実現したい」と意気込みを語っています。更に、他のプロダクトとのさらなる提携の可能性にも期待を寄せているようです。
一方、ROBOT PAYMENTの清久健也社長は、「決済『+α』で世の中の課題を解決するというブランドアイデンティティのもと、シンカとの連携を通して未収金やハラスメント問題に対する新たなプロダクトの検討ができることに感謝しています」と述べています。
今後の展望
今後、シンカとROBOT PAYMENTは、業務提携を通じて両社の持つデータと技術を組み合わせ、より効率的で効果的な未収金対策や顧客対応のソリューションを提供していく計画です。この協力により、企業は収益拡大を狙うことができ、業務のストレスを軽減することに繋がります。
その結果、顧客満足度の向上や業務の効率化が進み、両社にとっても新たなビジネスチャンスが生まれることでしょう。今後の展開が非常に楽しみです。
企業情報
株式会社シンカ
株式会社ROBOT PAYMENT