リサイクルカーペットの新たな認定制度がスタート！新商品71アイテム発表

リサイクルカーペット認定商品が増加

日本リサイクルカーペット協会は、地球環境保護を目的とした「リサイクルカーペット認定」制度を2024年7月から開始します。この新制度により、2024年12月時点で認定を取得した商品が111柄655アイテムに達する見込みです。

認定商品について

今回新たに申請を受けた商品は、厳しい審査を経て認定されました。具体的には、川島織物セルコンから13柄52アイテム、田島ルーフィングから4柄19アイテムが認定されています。これらの情報は公式ウェブサイトで確認することができます。

日本リサイクルカーペット協会とは

日本リサイクルカーペット協会は、東京都千代田区に本部を置き、カーペットリサイクルの推進を目的として2023年11月にも設立されました。設立目的は、リサイクルを促進するために業界全体が協力することです。これまで、この協会に加入する企業によって約6,000万m²（約30万トン）のカーペットが循環利用されています。

リサイクルの仕組み

同協会では、タイルカーペットのリサイクルが約20年前から実施されており、現在の市場の約20％を占める年間500万m²が循環利用されています。この取り組みは、以下の4者が協力することで実現されています：
1. 使う人
2. 回収する人
3. 再生する人
4. 作る人
これらのメンバーが業界の枠を超えて共に活動することで、持続可能な社会の実現に貢献しています。

環境への配慮と未来

リサイクルカーペットの認定制度は、消費者にとっても大きな意味を持ちます。環境意識が高まる中で、持続可能な製品を選ぶことが求められています。この制度の施行により、消費者は信頼できる商品を選びやすくなり、リサイクルの重要性を理解する手助けとなることでしょう。

今後も日本リサイクルカーペット協会は、社会におけるリサイクルの推進に努めていくことが期待されています。新しい認定商品が登場することで、ますますリサイクルの輪が広がることは間違いありません。